今週の育児コラム

 

 

 

退院時に必要なもの

赤ちゃんを出産後、
退院の日程がいつ頃になるのか
早めにお医者さんに確認しておきましょう。

お父さんが車でお迎えに来てくれる場合は、
チャイルドシートの準備を忘れずに。
当日お父さんやおばあちゃんなどの
都合がどうしてもつかない場合は、
前日までに大きな荷物などは持ち帰ってもらっておくと安心です。

退院当日に必要なものは、
お母さんの洋服と、ベビーウェア、
肌着、オムツ、赤ちゃんを包むアフガン、
ガーゼのハンカチやティッシュなど。
季節によっては、赤ちゃんの靴下や帽子も。
ミルクを吐き戻すこともありますから、
ウェアと肌着の着替えや、
オムツとおしりふきも余分に用意を。

歩いて帰る場合や
お母さんと赤ちゃんだけで帰宅する場合は、
横抱きできる抱っこひもが便利。
タクシーで帰る場合は、細かいお金も用意しておきましょう。


今週の育児コラム

 

 

 

ベビーバスをどうする?

出産後、入院中からおっぱいをあげたり、
おむつ替えはしているものの、退院後初めてやるのが、
赤ちゃんの沐浴ということになるのではないでしょうか。

赤ちゃんもまだ小さく、お母さんも慣れていないでしょうから、
しばらくはベビーバスを使うと安心です。
ベビーバスは購入する方法もありますが、
使用期間が短いので、レンタルするのも便利です。

レンタルのベビーバスには湯温計などがセットになっているものもあるので、
購入する手間も省けます。
出産前や、入院中にレンタル会社に頼んでおくといいでしょう。
自宅へも、里帰り先へも届けてくれますし、
不用になればいつでも引き取ってくれます。

また、最近では洗面所などのシンクが
大きめに作られていることもありますから、
きれいに清掃して、その中で沐浴させる方法もあります。
高さもちょうどよく、腰に負担がかかりにくいようです。

 


今週の育児コラム

 

 

 

入院中の母子同室

赤ちゃんを出産後、自然分娩なら約1週間、帝王切開の場合は
少し長めに入院しますが、入院中から育児は少しずつ始まっています。

病院の方針や赤ちゃんの状態、お母さんの回復状態にもよりますが、
出産後約1日は新生児室で預かってくれ、
その後、母子同室にするかどうかは、お母さんの判断で
決められる場合も多いようです。
これから出産するお母さんはどうしたいのか、考えておくといいでしょう。
そのときの状態によって、変更も可能です。

赤ちゃんと一緒の生活に少しでも慣れておきたいから
昼夜とも母子同室にする、入院中はしっかりと睡眠をとり
体力を回復したいから日中は母子同室で夜は新生児室で預かってもらう、
赤ちゃんはずっと新生児室で預かってもらって
授乳時だけお母さんがおっぱいをあげにいくなど、
出産前に産院の方針などを確認し、
お母さん自身がどのようにしたいのかを先生に伝えておくといいですね。

 


今週の育児コラム

 

 

 

2人目出産のとき

2人目の出産のときに心配なのが、上の子の世話。
でも、入院中や産後の大変な時期に利用できるサービスが
いろいろありますから、上手に利用しましょう。

地方自治体によっては、出産などで一時的に子どもの
面倒を見られなくなったときに子どもを預かってくれる制度を
設けている場合があります。
保育園や、保育ママ(家庭福祉員)などが預かりますが、
年齢や保育時間、料金などは各自治体によってさまざま。
最寄りの福祉事務所の窓口に早めに相談しておきましょう。

個人病院や助産院には、子どもと一緒に入院できるところも
あります。料金を払えば子ども用の布団や食事を用意して
くれるケースもあるようですから、病院に問い合わせて確認を。

ベビーシッターさんに頼むのも一つの方法。
産褥ケアサービスとして、上の子の世話はもちろん、掃除や
洗濯、沐浴補助、食事作りなどを行ってくれる場合もあります。