乳児湿疹の心配

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つるんとしたきれいな肌だったのに、急にボツボツと湿疹が出てくると心配になりますね。乳児湿疹は新生児期のほとんどの赤ちゃんに見られる症状です。顔やおでこ、頭皮など、見つけやすいところにできますが、手足や体にも現れます。

原因は赤ちゃんの活発な新陳代謝によるもの。生後2週間くらいからみられるようになり、数カ月で自然と治ります。対処方法は清潔にすることと、保湿をすること。よく石けん(低刺激性または赤ちゃん用)を泡立てて、爪を立てないように指の腹を使ってまんべんなく洗いましょう。皮膚に石けん残りがないように、しっかり流してあげることも大切です。風呂上りには水分をよく拭き取って、クリームやローションで保湿します。長引くなら、アトピー性皮膚炎などが考えられますから、小児科医を受診しましょう。