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子どもと楽しむミニ菜園!

牛乳パックで野菜を育てよう

子どもと楽しむミニ菜園!

ポカポカ陽気の春は、ベランダなどで野菜づくりを始めるのにぴったり。水やりを通して葉の成長ぶりを観察したり、できた野菜を味わったり……。子ども目線で楽しむ野菜づくりのポイントを、園芸家の深町貴子さんに教えていただきました。

深町貴子さん
園芸家、グリーンショップ「GREEN LIFE TAKA」オーナー。『ECOガーデン』というフレーズで、食べる野菜づくりを通して環境を知り、エコロジー(生態系)について考えることを提案。園芸教室、講演、新聞・雑誌、テレビなどで、野菜づくりの楽しさを紹介している。

ラディッシュを育ててみよう!

用意するもの

「収穫まで楽しみです!」

 

My プランターも野菜も手作り 自分で育てるから収穫が楽しみ

草花が育つ様子を観察することは、子どもにとって自然の生命力を知る機会になります。親子で野菜づくりに取り組んでみてはいかがでしょう。
 
ラディッシュの和名は「二十日大根」で、約1カ月と短期間で育つのが特徴。育てやすいので初心者にもおすすめです。途中で間引いた葉は、お味噌汁やおひたしなどに。土の上に、赤い根の丸みが見えてきたら、そろそろ収穫のサインです。

「まんまるになったね。もう食べれるよ」「どんな味かな?」と根本から引き抜いて、採れたてを一緒に食べてみましょう。意外にも、収穫したては甘みがあり、ママもきっと新発見の味。

 

他に、葉がどんどん育つベビーリーフが、何度も収穫できておすすめです。ママと一緒に楽しむ家庭菜園は、子どもを野菜好きにしてくれることでしょう。

□作り方

牛乳パックの側面一面、縁から1cm内側をカッターでカットして開口部を作る。他の三面にカッティングシートを貼る(色画用紙や子どもの描いた絵などを貼るかホチキス留めでも可)。

 

市販のシールでパックを飾る(色紙を貼っても可)。

底から1cm上に8~10個の排水用穴をあけて土を入れる。
霧吹きを使い、穴から水が出るまで充分に与える。

 

土を上から1cm程度まで入れる。土の中央に指で溝を作り、8~10mm間隔で種をまく。

種の上に少しずつ土をかぶせる。

 

手の甲で土の表面を軽く抑え、霧吹きの水で湿らせる。

育て方のポイント

芽が出るまでは、20℃以上の室内(窓辺)に置いて、土が湿った状態をキープ。

芽が出たら、戸外(気温15℃以上)に出して太陽光に当てる。

水やりは表面の土が乾いたら、排水用穴から出るまで与える。

葉が重なったら、元気な葉を残して間引き、最終的に3~4cm間隔にする。

軸の赤い部分が土から出てきたら、周りから土を寄せ
て株元を見えなくする。
  赤い部分が土の上に盛り上がリ、直径2~3cmに膨らんだら収穫を。
 

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撮影/福田依子 取材・文/中野洋子

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