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事前の情報収集と、アクシデントを楽しむ気持ちが大切!子連れ旅行を快適に、楽しく

事前の情報収集と、アクシデントを楽しむ気持ちが大切!

子連れ旅行を快適に、楽しく

家族で旅行の計画を立てている方も多いのでは?楽しみな反面、「ぐずったらどうしよう」「周りに迷惑をかけないかな?」などの不安も。子連れ旅行に詳しい小暮祥子さんに、親子でより楽しむためのポイントを伺いました。

小暮祥子さん
レジャー施設の広報職を経て、出産後は子連れ旅行を楽しもうという育児サークルで活動。その経験を活かし2013年よりAll About「家族旅行・子連れ旅行」でガイドを務めている。2児の母。

乗り物でのポイントは、事前の準備とぐずり対策

普段は家事や仕事で忙しく、子どもと向き合う時間がなかなか取れないパパ・ママ。旅行に行くと、子どもと一緒に過ごす時間の中から、成長を感じることができるかもしれません。子どもの「はじめての体験」の瞬間を家族で共有できる楽しさも旅行の醍醐味ですね。
 
電車や新幹線に乗る際は、できるだけ混雑時間を避けましょう。
 
座席の選び方もポイントです。新幹線などの座席は、最後方はベビーカー等の荷物を隙間に置くことができたり、最前列は足元が広めなどのメリットがあります。幼児の場合は急にトイレに行きたがることもあるので、トイレに近い席を選ぶと安心。新幹線によっては、赤ちゃんのお世話ができる多目的室や個室がある車両もあります。事前に調べましょう。

飛行機の旅は事前の情報収集と約束を

飛行機での旅行の場合も、早めに座席指定を済ませておきましょう。航空会社によっては、赤ちゃん連れの優先席や、ベビーベッド(バシネット)の利用が可能な便もあります。国際線では離乳食や幼児食を用意しているところもあるので、問い合わせましょう。
 
空港には余裕を持って到着し、おむつ替えやトイレを済ませてから乗り込みましょう。子どもを遊ばせるキッズスペースを設けている空港もあります。乗り込む際は、周囲の人に軽く挨拶しておくと気持ちが楽になります。玩具やお世話グッズは手荷物に入れ、サッと出せるように足元に置いておきましょう。
 
幼児の場合は、前の座席を蹴らない、危険なので通路を子どもだけで歩かないなど、事前に車内・機内での過ごし方を話し、約束しておきましょう。音のならない玩具、折り紙、塗り絵や小包装のお菓子を用意しておくとぐずった時に安心です。

 

子どもの日常のリズムを崩さないスケジュールを

宿泊先選びで大切なのは、過ごしやすい宿を選ぶこと。家族向け・子連れ向けプランのある宿だと、ゆっくり部屋食を楽しめたり、貸し切り風呂があるなど、気兼ねなく過ごすことができます。テーマパークの入園チケットがセットになっているなど、お得なサービもあります。電車で行く場合は、駅から宿までのアクセスも確認しておきましょう。
 
スケジュールは、必ず余裕を持たせて。日常の生活リズムをベースに考えましょう。行楽地では急な雨に備え、近場の屋内施設情報も調べておきましょう。
 
子連れ旅行は、大人だけの旅では想像もしなかったようなハプニングや、予定通りに進まないことも多々あります。ハプニングを楽しむぐらいのゆったりとした気持ちを持ちましょう。

乳幼児連れ1泊旅行持ち物リスト

必要なものをリスト化すると、荷物がコンパクトになり、忘れ物もなくせます。以下は一例です。
家族の状況によって準備して。

 

□母子手帳
□健康保険証
□オムツ(必要枚数+2枚)
□おしりふき
□粉ミルクやベビーフード
□マグカップや哺乳瓶
□密封性のある袋

□着替え
 (暑くても薄手の上着を一枚プラス)
□パジャマ
□帽子
□抱っこひも・ベビーカー
 (必要に応じて)
□ガーゼハンカチ

□バスタオルかブランケット
□授乳ケープ(あれば)
□虫よけ、日焼け止め
□スキンケアグッズ
□救急グッズ(絆創膏など)
□雨具
□お気に入りの持ち歩ける玩具

自家用車移動中の楽しみ方

サービスエリア/パーキングエリア(一般道の場合は道の駅)のイベント情報や、レストランメニューを調べておくと休憩時に楽しめます。

CDやDVD
子どもが好きな歌を歌って、盛り上がろう。

 

しりとりやなぞなぞ
親子でしりとりしたり、なぞなぞを出す。車窓から見える車のナンバーを見つける(「8がついている車を見つけよう」など)。

 

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イラスト/サカモトアキコ 取材・文/椹寛子

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