ST VALENTIN

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先週の日曜日は、バレンタインデーでしたね。日本では、女性が好きな男性にチョコを渡して愛を告白するという日。又は、愛とは関係なく、友達や、会社の同僚などに渡す義理チョコ。これは、日本独特の習慣のようですね。そして3月14日のチョコをもらった男性が女性にお返しをするホワイトデーも、まさに日本だけのものの様です。義理チョコといい、ホワイトデーのお返しといい、義理の厚い日本人ならではの習慣だな~と感心します。(少々義理人情の欠けるフランス人の間では、まず普及しないでしょう)

さて、フランスのST VALENTIN(サン ヴァランタン)の日についてちょっとお話してみたいと思います。

フランスでも、やはりこの日は愛するカップルや恋人たち(les amoureaux)のお祝い日であります。日本ほどではありませんが、プレゼントや花(これは、男性から女性に贈ることが多い)を渡したり、レストランや家でお食事したりしてお祝いするのです。

プレゼントはチョコに限らず、基本的には何でもいいようですが、確かにショコラティエーなどで可愛らしいハートの形のショコラを売っているのを良くみかけます。

近所のパン屋では、ハート型のタルトやケーキ、そしてハートのバケットなんかも見かけました。これは、フランスらしいですね。思わず私も買いそうになりましたが、ちょっと値段も高かったようで、やっぱり普通のバケットを買ってしまった………

この日、日本と大きく違うのは、愛し合うカップルの日で、片思いの人、シングルの方には全く関係の無い日となっていることです。なので、息子の学校でのモテ具合をチョコの数で知るなどということはできないのです(ちょっと寂しいなあ~)。

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そして、我が家ですが、les amoreauxである私と主人も(一応)お互いにプレゼントとしてチョコを渡し合いました(これは全くの偶然ですが、お互いにチョコでなくても良かったのにと思った)。そして、私も男の子の母親として、日本流に愛する我が息子にもチョコを、更に、最近やたらと私の料理やお菓子作りの手伝いをしたがる息子と一緒にトリュフとチョコケーキ作り。まさにチョコレート地獄の一日でした。

主人も息子も私もチョコに目が無いとは言え、しばらくチョコはもういいかな~(でもまた直ぐに食べたくなるんですけどね)。