|
2005/4/14
Q:子どもと一緒に食べますか?
ぐちゃぐちゃにしたり、こぼしたり……、1〜2歳の子どもの食事は本当に大変。離乳食期は食事に限らず、いろいろなものを唇で感知するのですが、幼児期は指先でも感知しています。だから、手づかみで食べるのも、ひとつの学習。床にシートを敷くなどして、こぼすのは当たり前と、子ども自身に食べさせる経験が必要です。 なるべくきれいに食べてもらおうと、いつまでも口にスプーンを運んであげたり、ひと口大に切ったものばかりあげていると、自分の口に一回で入る量がわからなかったり、食べた満足感が得られないこともあります。食事に集中できない子におすすめなのは、丸ごとかぶりつき法。バナナやロールパン、大きなおにぎりなどをそのまま持たせてみてはいかがでしょう。むしゃっとかじり食べる姿が見られると思います。手づかみでいろいろな食材を食べてみようと思う子は、新しいことへのチャレンジ精神も旺盛だと言われています。 子どもの食事に手がかかって、お母さんはこの時期なかなかゆっくり食べられないのが悩みの種ですが、子どもにとっては、一緒に食べている人の様子を見ることも大切。お母さんがほうれんそうやピーマンなど、いろいろなものを美味しそうに食べていると、苦手な食材でも、つられて食べてみようとすることもあるでしょう。 3食作って片づけるのは大変。昼食はお弁当箱に残り物を詰めて、外に出かけてもいいですね。 |
||||||||||||
「こそだて」の掲示板に書き込まれた悩みに対して、いろいろな先生がアドバイスしてくださるコーナー。
質問は、掲示板に書き込まれた内容を若干編集の上、ツリーの最初の投稿のみ掲載しています。 先生からは「こんな考え方もあるのでは」という視点でアドバイスしていただいています。 (編集部に直接質問をいただいても、先生から直接ご回答をいただくことはできません。) |
![]() |
| (C)YOKO SASAKI |