2005/11/30
Q:習い事について 幼児教室だとか右脳教室、英会話……。調べれば体験させてみて、その時は入らせる勢いで家に帰ってくるのですが、家に帰ってお風呂に入るころには「どーしよ?!!」となり。主人に相談すると「結局幼稚園入園まであと1年なんだから、心と体を鍛えられるような教室は行かせる意味もあると思うけど、勉強系は幼稚園に入ってからでも遅くない!」ということになります。しかし周りのお友だちなどが教室に行くと聞くと、不安?というかあせり?ます。 当の本人はどの教室へ行っても「楽しい!」「また来たい!」と言ってくれるので結局親の問題(お金、教育方針)になってきます。 悩みぬいて、一度いろんな人の子どもの教育的な価値観というか、考えを参考にしてもいいかなと思い投稿しました。A:始めたら、やめられなくなるもの
3歳くらいの子どもだと、新しいことに興味がありますから、教室に行って体験してみると、「またやりたい!」と言うことも多いもの。親としては、子どもの意欲的な姿に「この子が言っているのだから」と習わせたい気持ちになるかもしれませんね。でも、年齢的に考えると、継続して通うというこれから先を予測しての意識はまだないはずです。 習い事に通い始めたら、「簡単にはやめられない」ということを考えておきましょう。「無理せずに続けられれば」と思っていても、いざ通い始めると、親は「休むことはさぼること」という意識になってしまうもの。通わせ続けることにとてもパワーがかかったり、親子のトラブルになったりすることもあります。週に1、2回の習い事でも、その時間は必ずあけておかなくてはならないので、予定を自由に組めなくなり、送り迎えの手間もあります。下の子がいる場合、上の子が習い事をしている間、下の子とどこでどう過ごすかということも、考えなくてはならないでしょう。 幼稚園入園前の時期なら、まずは近隣にあるサークル活動的なものに参加してみるという方法もあると思います。それなら下の子も一緒に遊んだり、体を動かしたりすることもできますね。近くの方が集まっていることも多いので、親同士の友だちづくりや情報交換もできるのではないでしょうか。 知育ということについても、塾に通わずとも、日常生活の親子の関わりの中で、いろいろな遊びを通して養えることがたくさんあります。一定の時間に決められたプログラムを行う習い事をさせるよりも、友だちや親子のふれあいの中で自由に遊ぶ力を身につけさせるほうが、幼稚園入園前のこの時期は、とても大切なことだと思います。 |
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