2006/7/13 Q:どうさせてる?遊んだあとのお片づけ みんなで遊んだあとの片づけについてお聞きしたいと思います。ウチには1歳〜12歳までの、親戚の子や園友だちがよく遊びに来て楽しく遊びます。でも、いざ片づけるとなると……小さい子が懸命に片づけする中、「私はそれで遊んでないから」「ゲームだけしてたから、散らかしてない」「人が遊んだ物を片づけるのは損」といったセリフが出てきます。それも12歳の一番年上の子なのです。皆さんならこんな言葉を返されたとき、子どもになんて言いますか? 私としては、たとえそうであっても、みんなで協力しあうことの大切さ、自分でしてなくても手伝う、という思いやりと心の余裕を持ってほしいと思います。なので「みんなで片づけると早く終わって、次のことがすぐできるよね」「お互い手伝いあえると嬉しいよね」と言って促します。すると、しぶしぶ片づける……といった感じです。 だれでも他人の後始末をするのは気分のいいものではないので、気持ちはわかりますが……。 A:自分のメッセージとしてストレートに
投稿を読んでまず、すばらしいと思ったのは、いろいろな年齢の子どもたちが遊べる家だということ。許容範囲が広いご家庭で、子どもたちに遊ぶ場を提供してくださっている貴重なご家庭だと思います。もしかして禁止事項も少なく、居心地のいい場所だから、子どもたちが集まってくるのでしょうね。 子どもも、厳しく言われたり怒られたりすれば片づけるのだと思います。子どもから反論が出るのは、反論しても許される人間関係だと思うから。たぶん投稿者さんは優しい方なのでしょう。だから命令して片づけさせるのではなく、思いやりという気持ちから片づけるという行動を自ら起こしてほしいと思うのでしょうね。 片づけに理想論を込めると遠回しの言い方になって、子どもの心に伝わらないのでしょう。結局は「自分には関係ない」ということになってしまうと思います。「片づけしてくれないと、おばさんが困る」とストレートに言ったほうがいいと思います。自分の家では片づける習慣がない子どもに対しても、「おばさんの家ではこういう決まりなの」と、いろいろな家があるということを伝えるのも大事でしょう。 これとは別に、思いやりの心というのは、何歳になったら持てるというものではありません。子ども自身の性格や、周りの環境などによって、思いやりの心を持てる時期も度合いもさまざまです。 年齢が上がれば思いやりを持てるようになるということではなく、モデルとなる人が周りにいれば、小さな子どもでも思いやりを持つことができます。 お片づけと思いやり、この2つは別物。片づけしてほしい理由を、伝えましょう。 |
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