2007/2/8
Q:子どもの暗い顔は、ガミガミのせい? 厳しいレスを覚悟で書き込みます。心配性の私の性格は子どもが大きくなるとともにエスカレートし、なにかと子どもにガミガミ言ってきました。 その結果かどうかはわからないのですが、別に叱ってるわけでも注意してるわけでもないのに、私が何か話しかけると、子どもは暗い顔で聞くようになりました。 「子どもを変えるには親が態度を変えるのが先だ」と聞いたことがあります。それで、楽しい話をしたり、やさしく話しかけたりしているのですが、それでも子どもが暗い顔をしたり、まともに聞かなかったりするため、ついついまたひと言言ってしまうという繰り返しです。 根気が足りないとわかっていながらも、こんな方法でいいのかと不安になります。いろんな方のご意見が聞きたいです。
子どもが話をちゃんと聞かなかったり、暗い顔で話を聞くような素振りを見せたりすると、親としては、「自分の言い方が悪いから?」「いろいろ言い過ぎ?」などと、戸惑ってしまいますね。もちろん、ちょっと言い過ぎだったり、干渉し過ぎだったりということもあるかもしれません。しかし人として生きていくのに大切なことであれば、多少言葉がきつくなっても、子どもにはしっかり伝えたいものです。 わが家には3歳違いで子どもが2人いますが、ある時、下の娘に「ママ、また怒ってるの?」と悲しげな顔をして言われたことがあります。これは心にとても重く響きました。きょうだいを同じように叱っても、上の子は聞き流せるタイプで、下の子は一つひとつの言葉が心にしみて、悲しく思ってしまうタイプだったのです。 人間は、性格と気質によって、考え方や感じ方のタイプが分かれると言われています。性格は生活環境や周囲の接し方などによって後から形成されていくものですが、気質というのは生まれつき持っているもの。順応性や反応の強さなど9つの特徴があるといわれています。物事に対して敏感な子、大らかな子がいますが、これも気質によるもの。親の育て方の良い悪いだけの問題ではないのです。 親自身、これが子ども自身の気質なのだと腹をくくってみると、肩の力がすっと抜けるはず。長い目でわが子の成長を見守るようにしていきましょう。お母さんの心に余裕ができると、子どもの持って生まれた気質を大切に育みながら、楽しく子育てできるようになると思います。 |
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