2009/8/20
Q:スーパーでのマナー、どう教えてる? もうすぐ4歳になる娘ですが、いつも仕事の帰りに保育所にお迎えに行ってから一緒に帰っています。 アメリカの作家が書いたある本に、「買い物を手伝ってくれて、ちゃんとお行儀よくしていれば、ごほうびにお菓子を1つだけ買ってあげてもいい」とありました。 先日、スーパーで娘に、「パパのお買い物を手伝ってくれて、ちゃんとお行儀よくしていたら、ほしいものを1つだけ買ってあげるからね」と言い聞かせて買い物をしました。 娘は棚の商品を勝手に取ったりすることはなかったし、牛乳をカートに入れてくれたりしたので、ごほうびに「ガチャガチャ」をさせてあげたのですが、この本に書かれている「お行儀よく」という意味がわからないままです。 翻訳の本なので、日本語では理解しにくいということもありますが、みなさんが子どもと買い物をしているときに、気をつけていることはありますか?
今回の投稿者が読んだ本を書いた(アメリカの)作家が言いたかったのは、「子どもにとって身近なスーパーマーケットを使って、ソサエティーやコミュニティーを感じさせ、学ばせよう」ということではないかと思います。スーパーにはいろいろな役割の人がいますから、「その場のマナーを守る」「労働には報酬が支払われる」「家族は協力しあう」などの大人社会を学べる場でもあるということでしょう。 マナーには、主催している側へのものと、一緒に参加している人(横にいる人)へのものと、大きく分けると2通りあると思います。 まず、その場を提供している人や、働いている人の側に立って考えることが大切です。スーパーマーケットで言えば、お店の人たちですね。 例えば、みんなに買ってもらうためにきれいに並べた商品にいたずらをしたり、ダメにしてしまう行為などはマナー違反でしょう。 そしてもうひとつは、同じ意図で、その場に参加している人たちへのマナー。今回の場合は、スーパーで言えば買い物を目的としたほかのお客さまです。レジに並んでいるのに、横から入り込んだり、カートを雑に扱ってぶつかると危ないですし、相手の気分もよくありませんね。 マナーをどう判断すればいいのかと迷った時には、相手の立場に立って考えてみることです。親が子に注意するのもいいですが、時には子どもとよく相談して、それぞれの場面での「してはいけないこと」「したほうがいいこと」を、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。 |
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