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「みじめ」といわれて・・・
投稿者りなえく    32歳 女性
お子様: 6年ヶ月 / 5年ヶ月 / 1年6ヶ月
2005/02/14 11:29

先日、長女が「ミジメってなに?」と聞いてきました。
なぜ、そんなことをいうのかと思えば、長女曰く、親戚の
おばちゃんに言われたそうです。

長女は今春、小学校に入学します。
それに際して親戚のおばちゃんが「何かお祝いをあげるから、
ほしいものを言ってごらん」と言われ、娘は「フラフープが
ほしい」と言ったそうです。
すると、おばちゃんは「そのぐらいお母さんに買ってもらい
なさい」と言ったのですが、娘は「お誕生日とかクリスマス
しか買ってもらえない」と答えたそうです。
すると、「かわいそうに・・・フラフープも買ってもらえない
なんて・・・それじゃ、あんたがみじめだ!!」と言われて
娘は気にしていたようです。

我が家はどうしても必要なもの以外は、子供がほしいと言って
もすぐには与えない方針です。
子供もそれを分かっているので、むやみに「ほしい」とは言って
きません。
ですから、フラフープをほしがっていることも知りませんでした。

そのおばちゃんは、私にもいろいろ言ってきたことがあるのです。

長女の学習机には、主人が子供のころ使っていたものを与え
ました。(主人曰く「あまり勉強しなかったから、新品同様だ」
そうです;)子供には「お父さんが大切に使ったから20年以上
たってもこんなにきれいなのよ」と言いましたが・・・
長女も「お父さんに見習って、私も大切に使う!そして、自分の
子供にも使わせる」と言って喜んでくれました。

その話しを聞いて、おばちゃんは私に「長女が不憫だ」と言って
きました。
「長女の机はお父さんのお下がりで、次女には新しいのを買って
あげるんでしょ。不公平はよくない。子供は平等に愛してあげなきゃ」
と言われました。
もちろん、聞き流しましたが・・・

私は(主人も)子供たちをみんな同じように愛している自身は十分
にあります。
子供に同じものを与えることが同じように愛していることなんて
思ってはいません。子供たちもそれは分かってくれています。
長女は「次女ちゃんは机がないね。仕方ないから来年は新しい机
を買わなきゃね」なんて、新しい机を買うことが仕方ないことだと
思っているようです。

なにしろ、我が家は「物を大切に」の精神ですので、決して「みじめ」
ではないと思っています。
私にいろいろ言うのはかまいません。でも、子供に「みじめ」だ
なんて言わないでほしい!!

長くなってすみません。
思いっきり愚痴になってしまいました。
なんだか、腹が立って書き込んでしまいました。

当たり前でしょ・・・
投稿者海人    歳
2005/02/14 12:11

>我が家はどうしても必要なもの以外は、子供がほしいと言って
もすぐには与えない方針です。

我が家は「欲しい」と言っても「ソレだけ」じゃ決して与えませんね。
子供が欲しい理由をキチンと説明出来て、かつ「与えても問題ない」と思えた場合のみ与えます。
アナタの方針も貫き通すべきでしょう。

ただし・・・

>子供もそれを分かっているので、むやみに「ほしい」とは言って
きません。
>ですから、フラフープをほしがっていることも知りませんでした。

ココには若干の疑問を感じます。
自分の気持ちを出す事も重要です。
もし気持ちを出せずに「諦めてる」のなら問題です。
「納得(理解)して言わない」のと「諦め」は別ですから。

「欲しい」と言う感情を素直に出せるなら理想的かと。

「欲しい」と言う感情・・・物欲(欲求)自体は「悪」ではありません。
コレは「ハングリー精神」でもあり、欲しいモノを得る為の「努力(工夫・忍耐力)」へと繋がります。

もし私の書いた↑に該当するフシが見られるならアナタ自身が見直すべきだが、それ以外についてはアナタの方針は素晴らしい事でしょう。

>子供に同じものを与えることが同じように愛していることなんて
思ってはいません。

当たり前です。
「モノを与える」を愛情と勘違いしたバカ親達が、今の日本のダメにして来たのです。

「モノを与える」に限らず、少しでも子供の「障害」となるモノを排除し続けた。
その結果が学力低下や学級崩壊、就労意欲の低下や引きこもりなども生み出した。
そのおばちゃんこそ、日本をダメにして来た張本人のクソバカですよ。
もはや「社会悪」と言っても過言じゃない。

まあ、単なる愚痴でアナタも分かってるのでしょうが、↑で指摘した「疑問点」だけは見直してください。

きっと・・・
投稿者    35歳 女性
お子様: 10年ヶ月 / 6年ヶ月 / 1年ヶ月
2005/02/14 14:30

私もりなえくさんと同じような生活しているので、同じ経験しています〜。それも同居の義母に言われました!!
本当に本当に腹が立ちますよね(−“−#)

物を買い与えることが愛情だと思っている年代なのか。義母の場合は私の主人にお姉さんのお下がりを着せていて自分でも罪悪感がありながら子育てしていたせいなのか。人それぞれだと思うけど口に出して子供に言うな!!っですよね!!

まず私がこの義母に対抗すべくした行動は、子供に自分が不憫ではない、可哀想だと思わせないようにしました。
それで「お父さんが一生懸命働いたお金を大事に使うのもお母さんの仕事だし愛情だと思うの」
「ほしいもの全部は手に入らないのよ。だから本当に必要なものを選択して、上手に手に入れることを考えるのも大事。」

あと、「上手に手に入れて、ういたお金で毎年キャンプ行って、冬はスキー旅行いけているのよ。新品ばっかりとかオモチャばっかり買って行くのやめる?」
息子は当然「やだぁぁ!!」
私「でしょ? 限られたお金を上手に使うのは、とっても生活を豊かにするの。それがわからない人がお母さんは不憫だと思うわ」
と言ったの。

その後、義母が同じことを言ったら「そんなことないよ!!そういうこというおばあちゃん嫌い」と言って一件落着でした^^

叔母さんに言うと角が立つので、娘さんが自分で不憫だと思わないように、お話やお声がけをすれば、これから学校でも社会に出ての将来でも何言われても「ドーン」と構えていられるかもって。 私はそう思って育児中・・・
私のこんなのでは叔母さんに対抗できませんか〜 ̄∇ ̄??)

そういう人もいますよ。
投稿者あらいぐま    歳 女性
2005/02/14 22:05

よくいる「かわいそうオバサン」ですよ。

赤ちゃんが靴下を履いていないと「まぁ!風邪をひいたらどうするの?かわいそうに…」
離乳食の内容を聞いては「まだ○○を食べさせてないの?かわいそうに…」などなど。
その人が言う「みじめ」も、そんな類の言葉だと思いますよ。
親子でさらっと聞き流しちゃいましょ。

幸せの基準
投稿者さくもも    歳
2005/02/14 22:39

りなえくさんのお子さん、とても素敵ですね。
物を大事にすると同時に、お父さんが好きなんですねきっと。

そのおばさんは 買ってあげることが良いことと思ってらっしゃるんでしょうね。
私の姉も 物を与える=愛情を与える という考えなので
そういう人もいるんだろうなあと思います。
人それぞれ 幸せの基準が違うと思うんですね。

たとえば 私の家は子供が多いので
ジュースはいつも分けて飲みます。
1本を飲める事なんてそうそうありません。
お菓子もいつも60円までです。
それでも子供達は 60円って結構買えるな〜なんて言いながら駄菓子屋でお菓子を選んでいます。
普段がそんな恵まれていないから
お婆ちゃんちに行って ジュースを1本もらっただけで
お菓子売り場に行って 60円の制限なしで買えるだけで
これ以上の幸せはないと言うくらいに喜びます。
これが毎日 ジュースは1本、お菓子は100円買えていたら
お婆ちゃんにジュースを1本もらったって幸せにはなれないんですよね。
我が家は貧乏なおかげで 身近に幸せがあるんですよね。

だから、物がもらえるのが幸せか、そうでないのが幸せかは
人それぞれだと思います。

ただ、昔の人は手に入らない物が多く、
欲しくても買えないことが多かっただろうから
手に入る経済状況なら 子供にやってあげるべきと思うのかもしれませんね。(私とは違いますが)
それはそれで その人なりの子供を思っての事ですので
まあ ありきたりの返事ですが 気にしないことだと思います。

 あと、一番上の子は 欲しい物を遠慮する傾向が多いような気がします(あくまでうちの子供ですが)
自分の気持ちをあまり言うよりも筋道を立てることが多いような気がします。(本当は自分も欲しいのに我慢をして下の子に 欲しいなんてゆうたらアカン とか言う)
下の子は寝ころんで泣きながら「欲しい〜」を泣き叫ぶのですがね・・・
欲しいという気持ちは悪いことではないので
「フラフープがそんなに欲しかったんだね」と欲しい気持ちを
理解してあげれたら良いと私は思います。
子供はきちんと説明をしておかないと、時々ですが突飛な考えをします。
あくまで例えですが 「ほしい」と思った気持ちが「みじめ」なのかと考えるときもありますので お子さんは全然間違えていない 素晴らしいという説明はしてあげて欲しいと私は思います。

感動したので横レス
投稿者海人    歳
2005/02/14 22:54

>それでも子供達は 60円って結構買えるな〜なんて言いながら駄菓子屋でお菓子を選んでいます。

>我が家は貧乏なおかげで 身近に幸せがあるんですよね。

これは私の私見だが、これからの世の中を生き抜ける子供は、「与えすぎない環境」と「優れた教育」の融合かと思います。
どんなに優れた教育をほどこそうとも、子供に欲求が無ければ「活用」できません。
また、不足だけでは子供が悪知恵を働かせるかも知れない。

さくももさんが正しく導けば、必ずや知恵のあるお子さんに育つでしょう。

日本もまだまだ捨てたモンじゃないな・・・(−。−)ボソッ

悪知恵(横レス失礼)
投稿者さくもも    歳
2005/02/14 23:20

うう〜ん 海人サンが言うところの悪知恵が どういう物かはわかりませんが 私は子供の悪知恵が好きです。
(さざえさんの「かつお君」のような)
小さい頃 私はそこら辺から瓶を集めて(昔はコーラの瓶とか返却すると10円かな?もらっていた)お金にしたり
親がタバコを買うのに丁度のお金を持っていないときに
タバコを買いに行ってあげると言って 20円くらいのお釣りをもらったり(タバコが値上げしたときはタバコ会社を恨みましたよ〜)
まあ 金銭感覚と悪知恵は育ちました。(昔は結構こういう子が多かった。私の近所だけ?)
お歳暮のプリンを6個入りを1個食べて さも最初から5個入っていたかのように細工したり(ばれましけど)
で、持っていたっらだめなものを持っていったりして そりゃ怒られました。(廃品回収とか昔はお金くれたんだけどなあ)
でもそうやって怒られながら 育っていきました。
これがよいのか悪いのかは別ですが、私は悪知恵 好きですよ。
まあ今では人に迷惑かけることなくやっております(子供の頃は迷惑かけましたが)
3女が私の遺伝子を引き継いじゃったのですが・・・

今は そういう手段を選ぶより、残念ながら万引きとか簡単なほうにいっちゃうんですよね。
今は同じ悪知恵でも 深く考えてないような気が私はします。(て、私もあまり深く考えてなかったかな?)


投稿者さくもも    歳
2005/02/14 23:26

あの・・・悪知恵が私は好きというだけで
悪知恵が 正しいというわけではないです。
 

もう少し場所借ります>スレ主
投稿者海人    歳
2005/02/14 23:30

>うう〜ん 海人サンが言うところの悪知恵が どういう物かはわかりませんが 

>今は そういう手段を選ぶより、残念ながら万引きとか簡単なほうにいっちゃうんですよね。

コレの事です>悪知恵

>まあ 金銭感覚と悪知恵は育ちました。(昔は結構こういう子が多かった。私の近所だけ?)

そ〜ですね、昔(30年くらい前?)は多かったし子供が逞しかった。
その昔は更にね。

その手の「悪知恵」なら大いに推奨しますよ♪
「生きるための知恵」とも言えますしね。

現代っ子に減り続けてる理由・・・
想像つくでしょ?
違いは親ですよ、親☆

やった、やった〜!!
投稿者なつ    32歳 女性
お子様: 女の子 4年ヶ月 / 女の子 2年ヶ月
2005/02/15 00:34

さくももさんのレスを見て思わずつぶやいてしまいました。
う〜ん、懐かしい!!
私もやりましたよ。
1リットルのビンだと30円、500のビンだと10円もらえたんですよ。
なので、必死で集めましたね・・。
大抵は友達と2人でやっていたので、1人あたりの儲けはせいぜい
30円〜50円程度なんだけど、50円もあれば30円のアイスと10円の飴やガムが2個買えたのでそれはそれは大満足でしたよ。

又、うちでもよく「お酒買ってきて」とか「タバコ買ってきて」とか頼まれていたので、そのたびに「お駄賃」と称して100円もらったり
(親は自分でいったほうが安上がりだ、とぶつぶつ文句を言っていた)
おやつなんかも3等分(3人兄弟だったので)してあるのを見つからないように自分の分を多くしたりと、あの手この手でしたね。

おもちゃなんかもほとんど買ってもらえなかったので
建築現場なんかに侵入して、金属の部品を拾ってきて「宝物」なんて
大事にしまっていたり・・・。
今の子達ってつくづく恵まれてるなぁ〜と。
すっかり横レスになってしまいました・・・すいません。

お手伝い(これで最後)
投稿者さくもも    歳
2005/02/15 01:36

ああ〜 やりましたあ.
そうそう1リットルは30円だったと思います。
瓶だから重くて重くて・・・

私は給食当番が好きでしたね
好きなメニューの時は自分の分を
こっそり 多めに入れるんです。

昔は当時 流行った両開きの筆箱が欲しくて欲しくて・・・
でも絶対に買ってもらえなくて
筆箱が壊れたら 買ってもらえるだろうかと
浅はかな考えをし、わざと乱暴な扱いをして(でもわざと壊す勇気はない)壊れないかなあ〜と思いながら(しかし異常に丈夫だったりする)
そんな親が なぜか今は孫には大甘だったりする・・・

うう〜ん これ以上書くと 横にそれすぎるし、私の意地汚さが 露呈するので最後にします。
かなり横にそれてしまい りなえくさん ごめんなさい。

あ、りなえくさん ちなみに我が家の子たちは 誕生日とクリスマス以外で欲しい物があるときは皿洗いです。
1回10円(朝晩で20円) 2ヶ月かけて玩具買ってましたよ。貯金箱の中身を いーちまい にーまい と皿屋敷のように数えています(^^;)
全く買わないと言うと 物がふれるこの時代 我慢するのは相当な努力がいるので(大人だって我慢ができずカードで買う時代ですから)、こういう手段もあるということで・・・

私も父の机だった
投稿者三児の母    長野県 31歳 女性
お子様: 4年ヶ月 / 2年ヶ月 / 年6ヶ月
2005/02/15 06:34

りなえくさんこんにちは!
懐かしい〜(o^-^o) 私も父親の使っていた机で
勉強したクチです。姉は新しい机、妹も新しい机を
買ってもらったのになぜか私は
「これがいい!」と父の傷だらけの机を愛用してました。
パパっ子だったんですよね〜。
お盆などに両親がそれぞれの実家に行くじゃないですか、
姉は「お母さんと行く」父が妹に「お父さんと行くか?」
と聞くと「嫌だ〜!!!」(←すごい抵抗(^^;))
私は自分から「お父さんと行く〜♪」でした。
父の机で勉強できたこと、いい思い出です。

姉や妹が机を買ってもらったからといって裕福だった訳ではなく
うちも貧乏でした。おもちゃやテレビゲームを買ってもらう
お友達がすごくうらやましかった。
「ポテトチップ」が高級なおやつでした。(^^;)
3人ではかりを持ってきて同じ重さになるように三等分してましたよ。
もう真剣そのもの。

欲しがっても泣いてもそうそう物なんか買ってくれなかった
両親はやはり私達に買ってあげられなかった負い目が
あるのでしょうね。もうしょっちゅう孫(私の子達)に
「何か買ってあげる」と言ってきます。
おばさんはそういう世代なんですよね〜。
気持ちは分かるけどやっぱり「みじめ」はないでしょう・・・

以前読んだ本で
‘あなたの子供を一番不幸にするもっとも簡単な方法は
与えられることに慣れすぎる人に育てることだ’
というのがありました。
子供の頃我慢をしなかった子供が大人になって我慢できる人には
なりませんよね。過度の我慢や押さえつけは子供を
ゆがめてしまうかもしれなくても我慢を身に付けることは
その子の一生を左右するくらい大事なことかと・・・

☆感動!☆(長文です。すみません)
投稿者りなえく    32歳 女性
お子様: 6年ヶ月 / 5年ヶ月 / 1年7ヶ月
2005/02/15 11:59

みなさん。ありがとうございます。
みなさんの書き込みを見て、とてもうれしくなりました。
私と同じような子供時代を送っていらっしゃる・・・
横にそれても失礼なことはないですよ〜。私にしてみたら、まったく
「横」ではありません。
私のいいたいことそのものなんです〜。

私も皆さんに負けず劣らず、貧乏な子供時代を過ごしました(笑)
瓶集め・・・もちろんしましたよ!
お菓子4等分(4人姉弟でしたので・・・)当たり前でした!!
私の弟なんか、一人暮らしをして一番感動したことは、ホテト
チップを一人で全部食べたことだそうです(笑)

洋服なんか買ったことがなかったです。全て姉のお下がり・・・
もしくは母や祖母の手作りでした。
お年頃になるとブランドの服なんか流行ってましたが、着たこと
はありませんでした。
手作りの服でお出かけすると「どこの服?」なんて聞いてくる
いやな奴がいましたが、「あー。このブランド?たぶんこの辺じゃ
売ってないと思うよ。特別だからね」なんて言って逆に自慢して
ましたよ。

なんだか貧乏自慢になってきましたね(笑)

よく考えたら、あれだけ貧乏したのに、ちっともみじめだなんて
思ったことはないんです。
きっと心が豊かだったんですね。その点では母にすごく感謝してます。
子供たちにも、この気持ち分かってもらいたいなぁと思っているんです。
物があふれている今の世の中・・・私たちが普通に得ることのできた
もの(物では得られない幸せ)が手に入りにくくなっているとは
皮肉なものですよね。

私の姉は小学校の教員をしていますが、今の子供にこのようなこと
を理解してもらいたいと自分の貧乏話を子供たちに聞かせていた
そうですが、自分の親と同じ世代の先生が話してもなんだかピン
とこなかったようなので、私たちの祖母を学校に連れて行って話し
をさせたそうです。(ちなみに私の祖母は教員の経験がありました
ので、83歳という年齢でも子供に話しができたのです)
祖母の時代は戦前・戦中・戦後と今の子供たちでは想像もできない
ような時代ではありますが、子供たちはびっくりすると同時に
自分たちの行いを振り返ることができたようでした。
なかでも「欲しがりません。勝つまでは・・・」という言葉に
自分たちがどれだけ無駄に物を欲しがっていたかということを
思い知らされたようでした。

海人さんがおっしゃるとおり、物を与える=愛情ではないことは
「当然のこと」だと思っていました。
でも、父親の机を長女に・・・とか、近所のお姉ちゃんのお下がり
を着ているとか言うと、いろんな人から「それでいいの?」とか
「子供がひねくれるよ」とか言われてきたんです。
聞き流してはきましたが、私の周りにはそういう人が多くて・・・
嫌気がさしてきたところだったんです。
だからここで、皆さんの書き込みを見てすごくうれしかったです。

さくももさんのお宅とうちの子達は似ているかもしれないなぁ
と思いました。
「ジュース1本で幸せ」に似た出来事が我が家にもあるんです。
我が家ではお誕生日近くになると義父がプレゼントを買いに子供
を連れていってくれるのですが、二人っきりで食事も済ませて
帰ってくるんです。(子供たちは「おじいちゃん独り占めデート」
と言っています。)去年のデートでは食事のときにおじいちゃんが
ジュースを頼んでくれたそうで、娘は「水じゃなくてジュースが
でてきた!!」と大喜びしていたそうです。
その話しを聞いたときは、あきれるやら、うれしいやらで・・・
小さな幸せで感動できること、小さなことでも人に感謝できること
は素晴らしいことだと思うのです。そういう意味でうれしかったですね。

あまりの感動になんだか、すごく長くなってしまいました。
取り留めのない文章ですみません。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
それから、たくさんのご意見ありがとうございました。

海人さんへ「疑問点」について・・・
投稿者りなえく    歳 女性
2005/02/15 12:26

海人さんがおっしゃっていた「疑問点」について書き込ませて
いただきます。

私もご指摘のとおり、娘が欲しがっていることを知らなかった
ことについて、まず、第一に懸念しました。
どうして欲しかったものを親に言ってなかったのか?などを軽く
聞きました。(深刻に聞くと自分の行いを否定していると思われる
可能性があるので世間話程度に聞きました。)

彼女が言うには、小学生のお姉ちゃんがフラフープを持っているのを
見て欲しいと思った。でも、理由が「お姉ちゃんが持っているから」
では買ってもらえないと思ったし、今是非とも必要なものではないと
判断した。そこで誕生日に買ってもらおうと思っていた・・・
だそうです。

その話を聞いて「諦め」と「理解」の半分かなぁと思いました。
それよりも「自分で判断して結論を出した事」への評価が大事だな
と思いました。
正直、複雑でした。「欲しい」という感情を素直にだせれば・・・
そうですよね。

私自身、「物欲=悪」と思っているところがあります。
上に書き込んだとおり、貧乏な子供時代を過ごしたせいかもしれま
せんね。でも「物」に対してではなく「知識」に対しては「貪欲」
なのです。親からもそうあれと教わってきました。
それが「ハングリー精神」でもあると思うのです。

仕事(学問)は「上」を見なさい。生活は「下」を見なさい。
と言うのが親の口癖でした。

私事ですが、貧乏で子供が4人もいたので大学にいくお金がありません
でしたが、うちの姉弟はみんな勉強したい一心で奨学金をとって
大学や専門学校へ行きました。
お金がなくても、やろうと思えば出来ることを実感しています。

なんだか、話しがそれてしまいましたが、海人さんのご指摘は
これから先、ずっと心においていきたいと思います。

ありがとうございます。

せっかくなので最後に(長文失礼)
投稿者海人    歳
2005/02/15 15:51

私が投げかけた疑問に対しては、自問自答して頂ければ良かったのですよ。

>その話を聞いて「諦め」と「理解」の半分かなぁと思いました。
>それよりも「自分で判断して結論を出した事」への評価が大事だな
と思いました。

まあ、そ〜ですね。
自分で出した結論は重要です。
ソレが多少「間違い」だとしてもね。
(子供に失敗は付き物)

>正直、複雑でした。「欲しい」という感情を素直にだせれば・・・
>そうですよね。

うまく言えませんが、そんな些細な「夢」を語り合う関係ってイイと思いますよ。
我が家も前記した通りモノを簡単に与えませんが、うちの子は「○○になったら××買って貰うんだ〜」なんて目をキラキラさせながら語ってます。

この手の「物欲」ってのは、ホント絶大な力を発揮します。

>私自身、「物欲=悪」と思っているところがあります。

これは大間違いです。
とあるマルチ商法の手法ですが、勧誘の際に「物欲」を最大限引き出すのです。
結果、その物欲につられ、精一杯働くワケですよ。
(これは「悪用」した一例だが)

努力した先に欲しいモノを得る。
努力を「苦労」と思わずに楽しみながらも成長出来るし、得たモノは努力に見合う「愛着」が生まれます。
当然、達成するまでの忍耐力も養える。

利用しない手はありません。

>祖母の時代は戦前・戦中・戦後〜略〜欲しがりません。勝つまでは・・・」という言葉に
>自分たちがどれだけ無駄に物を欲しがっていたかということを
>思い知らされたようでした。

この言葉はですね、若干「問題」も孕んでるんですよ。
国民を「愚民化」させ、政治的に利用すると言うね。
「ガマンは美徳」を徹底して愚民化出来れば、これ程扱いやすい「駒」はありません。

私流に現代的アレンジするならば、「欲しがりましょう、勝ち取りましょう」ですね(笑)
欲しいモノが大きければ大きいほど、その条件を厳しく設定して行けばイイのです。
(実際に社会に出ればそうなんだし)
「安易には得られない」「努力の重要性を実感させる」ですね。

歴史的な話が出たトコロで、余談ながら以前少しだけ書いた話を少々

「40代にはバカ親が多い」
こんな言葉を発した事があります。
(勿論、「全員」ではありません)

この話は「現実」を見つめた上での「根拠ある話」です。
(根拠は長くなるので割愛)

40代ってのは単なる「今の年齢」って事で、ポイントとしては「昭和30年代生まれ」ってトコです。
昭和30年代に、日本では何が起こってたか?
昭和30年代の「親」はどんな人間(状態)だったか?

ココを見つめて行くと、「バカ親の境界線」が見えてきます。

この当時と同じ現象が、おそらく1990代年生まれにも起こるかと思います。
コレは完全なる私の「予測」ですが、幾分兆候が現れてるでしょう。

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