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インフルエンザ予防接種後についてのその後です
投稿者かち    歳 女性
2005/01/17 01:38

昨年のことになりましたが、インフルエンザの予防接種で
副反応が出て、ここで、助言をいただいた者です。
その節はありがとうございました。
子供はあれから順調に回復しました。

注射から2週間後に、病院とメーカーへの報告をしました。
私の子供の症状は、副反応であろうということで、
○○市の○(イニシャル)さんということで副反応事例となり、
今後に役立てられるそうです。

3週間は油断できないということでしたので、その後も心配していましたが、大丈夫だったようで、
年始を迎えることができました。

ところで、
テレビの健康番組ではインフルエンザのこわさと予防接種の必要性をいうものが多い中、
講談社の「週刊少年マガジン」連載中の
「クニミツの政(まつり)」という漫画の中で
インフルエンザ脳症が薬害であること、
ワクチンに効果がないことなど
世間の人々が知らないインフルエンザの真実について
詳しく述べられているようです。

いろんな意見があると思いますが、
今回のことは、いろんな事実を知った上で
納得した上で、判断したいと考えさせられる出来事でした。

夜の遅い時間から始まって、落ち着くまで、
みなさんにはご心配いただき、感謝しております。
本当にありがとうございました。

・・・
投稿者さくもも    31歳
2005/01/17 09:32

かちさん お子さん治ったようで良かったですね。

ただ、一つ私が言いたいことは
>インフルエンザ脳症が薬害であること、
は違うと言うことです
インフルエンザ脳症は「一部」薬害があるということです。
解熱剤によって脳症が引きおこされる要因になると知られ
子供にポンタールなどの解熱剤が出されなくなった今も
脳症でなくなる子はいます。
解熱剤を使わなくてもなくなった方、沢山知っています。
私の子供も インフルエンザではないですが
解熱剤も薬も使用していないのに脳症になりました。

あと、ワクチンですが・・・
たしかに5歳以下の子にはあまり効きません。
ただ数%でも効果があるので国はすすめます。(少なくても効くのだから効果があるという考えのようです)
ただし5歳以上になると 効果の率がかなりあがります。
これは統計で実際に出ているそうです。

昨年100人以上脳症になった中で
3人ワクチンを接種したかたがいました。
その3人を
やっぱりワクチンは効かないんだ とみるか
100人以上もいる中でワクチン接種者は3人しかいないから効果があるのかも とみるかこれは個人の判断だと思います。

情報として 提供していただけることは
私も勉強になり とても良いのですが
こればっかりは 接種側の判断でとてもわかれる問題ですので
両方の意見を読まれた上で 確かな情報(インフルエンザは薬害ではなく一部薬害というあたりなど)をお願いしたいと思います。
私だけかもしれませんが 全部が薬害であるかのように断定されたように感じましたので・・・
やや 私が感情的になっているのかもしれません

ちなみに脳症は日本人とアジアの一部にしか認知されていません。アメリカや欧州ではほとんどないと言われています。
それ故に 最初は解熱剤だけが原因だと言われていたのですが
最近では何か遺伝子なことがあるのではないかと言うことで
ゲノムプロジェクトというのが始められています。
はやく 解明されると安心ですね。

とにもかくにも今年はインフルエンザがあまり流行っていないようで このまま流行らないでくれると良いのですけどね
とにかく お子さん良かったですね

ちなみに
投稿者さくもも    31歳
2005/01/17 09:48

ちなみに私は臨機応変型です
就学児には接種し 未就学児には接種しないとか
あと、流行が予想されている「株」に寄っては未就学児も接種することがあります。

今年はあまり流行っていないのと ワクチンに懐疑的な意見が多くなってきましたので来年は摂取率が下がるかもしれませんね。
そして 10年に一度 インフルエンザは大きい流行があります。
前回の流行は約8年前です。このときに小児科の問題が大きく取りざたされました。
数年のうちに大きい流行があると思います。
それまでに 小児科を何とかしたいのですが
なんとも進まないので 国はよけいにワクチンを接種して欲しいのかもいれません(勝手な私の想像です)
ほんと ワクチンより小児科を先に何とかして欲しいです。

クニミツの政
投稿者Keiko    41歳 女性
2005/01/17 12:07

「クニミツの政」私も読みました。私は医療関係に従事している関係もあって日ごろから疑問に思っていた点をズバッと言い切っている点でおうすごい!と感心した一方でここまで言い切ってよいのか?裏づけのデータはしっかりしているの?読んだ人に誤解を与えない?という不安も感じました。
 そして、さくももさんの書き込みを見て、この件に関しては医療従事者が原点に戻ってどういう治療が良いのか改めて取り組むべき問題で、きっちりとしたデータを出すべきだという認識をさらに強くしました。
「クニミツの政」で漢方治療がより有用であるという記載に関しては納得いくものでした。私の経験上は漢方治療とは体のあらゆる反応と病因を考慮し、いま体に必要なものは?足りないものは?を考えた治療です。西洋薬にはない、体の機能をアップさせる、言い換えると免疫力をアップさせる作用を持つものです。適切な診断と処方であれば現在行われている安易な抗生剤、解熱剤の処方よりはより良い治療といえます。ただ、漢方薬は様々な種類があるので、同じ患者さんでも症状と、季節、体のコンディション、発症からの日数等で使う薬がかわってきます。Aさんに効いたからといって自分が飲んでも効かないこともあるという意味では正しい効果が判断できないというところもあって一概に漢方はいいよ!といえない歯がゆさがあります。
かといって西洋医を否定するものでもありません。安易に従来の治療法に甘んじるのでなくもっともっと勉強しないといけないと感じるテーマでした。
 参考までに、熱に対する考え方を述べますね。人間は人体への侵入物に対して抗体を産生し排除しようとします。その際に発熱という反応が起きます。今までは発熱による人体への害を考えて現在までは熱は悪しきものとして解熱することが良い治療法と考えてきました。ところが、体温があがることによって産生される物質がウイルス等への攻撃を強めるということもわかってきました(西洋医学の分野で)。よって果たして解熱がよいことなのか?という議論があるわけです。かといって熱が原因でないか?と言われている熱性けいれん、脳症等の懸念もあるわけです。
私自身は、発熱による害よりも、発熱による脱水→衰弱、衰弱による代謝の障害が発熱そのものよりも体に悪いのではないかとかんがえています。ですから、熱が出たらまずは水分補給、経口が無理なら早めに点滴による水分補給という考え方です。また、脱水状態で解熱剤を使う危険性もあります。お年寄りは解熱剤で血圧がさがってしまうことがあるから注意が必要とはよく言われていましたが、私の身近な例では屈強な働き盛りの男性が風邪で高熱を出した際、解熱薬の座薬を使った直後に亡くなったという人がいます。おそらく特殊な例と考えられますが、ひとつの警鐘であることは確かです。
 小児の場合でも、熱が高くてぐったりしている子にはまずは解熱剤を使わずに点滴(注射)での水分補給を行います。というのはそれだけである程度熱が下がり元気が出る子が少なくないからです。
 熱を下げることの目的は何か?緊急性があるのか?をもう一度考え直す必要がありそうです。
 以上、ちょっと堅い話でこの場にそぐわない内容だったかもしれませんが、いま、いろんな情報があふれている時代なので一人一人が考える良い機会かなと思って書き込みさせていただきました。

 話は変わりますが「クニミツの政」面白いですよね。考えさせられることが多いです。

クニミツの政って・・・
投稿者・・・→ちゅけまぁ    大阪府 33歳 女性
お子様: 男の子 2年8ヶ月
2005/01/17 15:15

こんにちは^^
殆ど、横で申し訳ございませんm(_ _)m

『クニミツの政』って押尾学が、
主演でドラマやってたやつでしたっけ?

押尾学が嫌いで結局1度も見なかったんですけど、
医療モノっだったんですか?!

(政ってタイトルだから
てっきり政治モノかと思ってました。)

見てみればよかったかなぁ・・・

でも、おススメは『漫画』の方ですよね
ドラマは別モノだしどうでもいいか・・・(^_^;)

ちなみにkeikoさん、
医療関係の方でしたら『研修医 ななこ』もおススメですよぉ^^
(ドラマは、イケてませんでしたが・・・(-.-;)

特に派手な見せ場はないですけど、
『こういう事ってあるある〜!!』ってなカンジで
医療従事者の方なら超共感出来る内容だから面白いです♪
(エッセイ的な雰囲気があります)

もちろん、従事者以外の方も超楽しめます!!
結構為になるネタ満載ですし。

御回復、良かったですね!
投稿者みくママ    38歳 女性
2005/01/17 18:58

今回の事はかちさん御家族にとって大変な出来事だったと思います。本当にお疲れさまでした。とにかく無事回復されたとの事、良かったですね。

 あの書き込みの後、何度か病院とメーカーとのやりとりがあったのでしょうか? 当初「副反応ではない」と言っていた病院が、よく意見を覆してくれましたね(!)

ウチは接種後3〜4日で、胃腸をやられる風邪をひきました。
かちさんのお子様の事例を思い出し、副反応が頭に浮かびヒンヤリしましたが、まあ大事に至る事なく回復しました(^^;

娘の場合…
12/13に接種、16日に吐き気と下痢、お医者さんへ。下痢は1日で止まるも胃の不快感は続く… 26日に発熱、一日半で下がる。胃腸だけは結局正月明けまで全快しませんでした。

息子の場合…
12/13に接種、24日に発熱お医者さんへ。一日半で下がる。胃腸は平気。 その後絶好調。

上記だけ見ても、なんの参考にもなりませんが
接種後、普通に風邪をひいたと言えばそうなるし、
副反応だと言えばそう思えるし…
報告がない程度の副反応は見逃されているかもしれませんね。

ただ常々疑問に思うのは
「効果がない」と提唱する側が、あまりに極論に走り過ぎている事です。これを全面的に信じて国民全員が接種をしなくなったとき、インフルエンザがどのような猛威を奮うのか、そういった予測データも一緒に開示して欲しいものです。
そこまでやって初めて接種の是否が決断できるんじゃないでしょうか…
接種する側も、しない側も、辛い思いをしないために
偏りのない、偽りのない、煽りのない情報が、私達のもとに届く事を切望して止みません。

レス、ありがとうございました
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/19 15:20

さくももさん、いろいろ教えてくださって助かります。
断定した形になっているのは、漫画の内容についてです。
私も、なぜ脳症が薬を使わなかったとしても発症する例があるのか
なぜ日本人がほとんどで、アジアにしか発症しないのかについて
勉強途中ですから、これからも注意深くいろんな研究をみていきたいと思っています。
予防接種をしたからといって、インフルエンザにかかり、また脳症も防げないという例もあるのですから(予防接種の性質から、納得しましたが。)

keikoさん、医学的な見地から、いろいろアドバイスしていただき、ありがとうございます。

誤解があってはと思うので、再度申し上げますと、
私は予防注射というもの自体を全部否定しているのではないのです。
前のツリーでひよりさんがおっしゃってくださったように
さまざな知識を得て、整理し、納得して受けると判断するのであればいいと思っています。
事実、私もインフルエンザの予防接種を受けさせたくらいですから、
他の予防接種もまじめにうけさせてきました。
効果についても実感しています。

ただ、インフルエンザの予防接種に関して、これがなぜ任意になったのか、これだけ煽られているのはなぜなのかを知らない・・・
(昨年の私も含めて)知らない人が多すぎるのです。

前橋レポートの存在も、20年が過ぎて、医師の中にもしらない人が増えてきました。
群馬県前橋市では、1975年のインフルエンザの副反応と思われる事故をきっかけに
学校での集団接種をとりやめています。
同時に、医師会が中心となって結成された前橋市インフルエンザ研究班による調査が行われました。それが前橋レポートです。これははインフルエンザの予防接種を集団で接種しなかった場合と集団でした場合との比較研究です。
研究班は、前橋市とその周辺の5つの市の小・中学校全校で、1980年〜1981年のシーズンから1986年〜1986年のシーズンまで、接種地域と非接種地域の欠席率・罹患状況を徹底的に比較しました。7万5千人(前のツリーでは私は数を間違えていたようです)もの子供を対象に、6年間にもわたってとらえた疫学調査です。
この調査の結果、ワクチン接種をしても、しなくても、罹患率は変わらず、地域の医療費や超過死亡も変わらなかったことが明らかになりました。
社会学的・統計的なデータの必要数量は満たしていると言われているようで、任意になった今、これを超えるデータは出ないであろうといわれています。
また、反対にこれを超えるインフルエンザの予防接種が効くという統計的なデータも出されていません。
こうした経緯で、国は1994年に予防接種法を改正し、インフルエンザの集団接種がなくなったのです。


この研究のことを知りたくて、前橋市に電話して、その当時のことを知る方にお聞きしましたが、当時、毎年2回の集団接種をしながら、毎年のように流行が起きていて、
1975年に、1回目の接種後、けいれんを起こした小学生がいたそうです。
それをきっかけに、2回目の接種をとりやめ、集団接種をしながらも、予防注射に疑問を持っていた医師と中止したいと考えた前橋市がその裏付けをとるために、協力してくれる学校と、保護者の了解を得て、接種する学校と接種しない学校を選び、流行の前とあとで血液検査をして、抗体の有無を調べるという方法をとったそうです。

前橋市では、今も当時の医師が現役でいるため、インフルエンザの予防接種をすすめる風潮はないということです。
勧める風潮があるのは、推進派の先生が力を持っている場所といえるでしょうか。

前も言いましたが、インフルエンザの予防接種は集団接種をしていたときは義務教育を終わるまえに20回以上打つことになりますね。
今のように乳幼児から打っている人は、いったい何十回受けることになるでしょうか。
前橋市でお話を聞いてくださった方も、それをおっしゃっていました。
インフルエンザが何回も打つものであるから、アレルギー反応である副反応はそのたびに重症化してしまうことに問題があると考えています。
うちの子も、去年はたいした反応はありませんでした。
(受けていた去年まではかえって、私の方がひどかったです。1か月、調子が悪かったです。受けなかった今年は絶好調です。)
これを見逃し、2回目を受けていたら・・・と思うと、本当にみぶるいします。

私は今回の子供のしんどさを、無駄にしたくないと思っています。
さくももさん、ときどきさくももさんもレス、拝見していました。
私は無力な母親ですが、小児科の問題ももちろんですが、
私はインフルエンザの予防接種の問題について、もっと動きたいと思っています。
とりあえず、話を聞いてくれたかかりつけの医師に気持ちをぶつけようと思っています。
そして、私が住んでいる市でも、前橋市のように動いてくれる先生を見つけたいと思っています。
上のツリーのような考えの方もたくさんおられるだろうと思います。
でも、去年なんともなかったうちの子が、今年、手がしびれ、気を失うように寝て・・・といった副反応が出たのです。
周りが受けるから、迷惑をかけるからという理由は、もっともで正当であるようで、
昨年の私をみているようで、不安を覚えます。

みくママさん、昨年は私も感情的になってしまったかもしれませんが、
「任意」になった経緯があるにもかかわらず、いろいろ調べて納得して受けないと判断しているにもかかわらず、相変わらず、「受けない」ということがはしかなどの他の予防接種と同じように、まるで怠慢のように受け取られている気がしたもので・・・。
子供のことを思ってという思いは同じですから、みくママさんのおっしゃることも、理解しているつもりです。

副反応であるということを接種した病院が聞いてくれ、メーカーに報告をしてくれたのは
典型的な副反応の症状ももちろんあったからであろうと思います。
副反応事例になっても、国にまで報告が行く事例ではないと言われました。
どうしてもというなら、髄液をとり、血液検査をといわれました。良かったと言える結果では決してないです。
ちなみにみくママさんのお子さんのように、同じように私の友人のお子さんも同じような時期をあけて、熱を出し、吐いています。もちろん因果関係は分かりませんが。

これから、答えはないかもしれませんが、「本当のこと」を知る旅に、出ようと決心しています(大げさかもしれないですが、大まじめです。)

追記
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/19 17:28

それから、クニミツの政では、慶応大学病院の近藤誠医師がインタビューに答える形で、ほぼそのままを漫画にしています。
異論反論はあると思いますが、問題提起の意味を込めて掲載すると注意書きがあります。そして読んで判断してもらいたいと書かれてあります。
あわせて、お伝えいたします。

近々、近藤先生にも、お話を聞いてみたいと思っています。

質問があります。
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/19 18:07

ひとつお伺いしたいことがあります。
さくももさん、keikoさん、知っていたら、教えてください。
脳症や出血性ショックの原因として、イギリスでは、1980年代の終わり頃
熱が出たときに厚着をさせてしまうことで、体温調節機能のおぼつかない子供に熱中症ににた症状が出ていたということがあったということです。原因がこれだと分かってからは、こうした脳炎はでていないとのことです。
日本ではアスピリン系の解熱鎮痛剤をつかわなくても、それよりもきつい(効くがゆえに副反応も大きい)ジクロフェナクナトリウムなどを含むものを使っていることで薬害脳症が発症したといわれていますね。
しかし、安全だといわれている(欧米でも使われている)アセトアミノフェンを使っても、日本では脳症を発症する場合がある。
この場合、1度に複数の薬を医師が処方する多剤投与が関係しているということもあるそうですね。
でも薬を使わないでも発症する例がある。

イギリスの例のように、薬以外の原因も考えられます。
それ以外に、ウィルス原因説、遺伝子原因説以外で考えられる、脳症の原因を、もし知っていたら教えてください。

keikoさんの言われるように脱水は体にとっても、もちろん脳にとっても問題でしょう。これも関係しているのでしょうか。

脳症
投稿者さくもも    31歳
2005/01/19 19:22

私はクニミツも近藤誠先生も知りませんが
多分 小児科医の先生でもないだろうし インフルエンザ専門でもないと思います。(名前を聞いたことがないので)
この方が小児科であって、脳症の怖さを知っている方ならばいいのですが 小児の脳症の怖さを知らない人が インフルエンザ脳症について書いてあるのだとしたら やや疑問が残ります。
インフルエンザに関しては インフルエンザ研究班があり
岡山大学医学部小児科の森島恒雄先生が有名です。
ただ、この方は一応 ワクチン接種を進めている人ですので かちさんが納得するかどうかはわかりません。
ただ、脳症の怖さを知る人という事は確実です

知っていただきたいのは脳症という病気です。
ワクチンを語るならこの病気がどういうものであるかも知っておいた方がいいと思います。
ただ、私は医療従事者ではありません。
独自に体験したこと、遺族から聞いたことを書くだけになりますので人によっては違うパターンもありますし、間違いもあるかもしれませんので 一、体験談としてお聞きください。。

まず、脳症と脳炎は違います
脳炎は脳に直接 ウィルスが侵入したものをいいます。
そして 脳症。
脳症は脳の中にはウィルスも炎症細胞も見あたりません
これは漠然と脳が腫れる=脳だけの病気と思っておられるかもしれませんが うちの子は違いました。
血液の病気といってもおかしくないくらいでした。
人は ウィルスに感染すると戦うためさまざまな反応、すなわち炎症(咳や鼻など)がおこります。それによってウィルスを追い出そうとします。
炎症を起こし相手をやっつけるとき 兵隊(マクロファージ・リンパ球など)が動き協力してウィルスをやっつけるのですが
誰がどういう役割をするか 連絡を取り合っている連絡役が「サイトカイン」と言うものです。
しかし 時にこの連絡役であるサイトカインが暴走し、血管の細胞を傷つけてしまうのです。
傷つけられた血管細胞は 機能を失い やがて血管から水分が出ていきます。そして脳に水分がたまり 脳が腫れるのです。(脳浮腫)
そして血管から水分が失われていき、血管中に血栓ができ、その血栓が体のあちこちにつまり、特に肝臓がやられます。(全身機能障害)
 血管細胞がやられることによって 血液の水分が脳に漏れ 脳が腫れる。自分で自分をやっつけたようなもの。これが脳症です。
何故 サイトカインが暴走するのか 仕組みはわかっていません。わかっていることは日本人と東アジア人に多いこと、年齢で起きやすいこと(5歳以下)と言うことです。
その他 脳症にはいろいろありますが、我が家の場合はこうでした。(ほかにもライ症候群・けいれん重積型などあります)
ちなみに 布団に丸めていませんでした。
私は自分の子供が脳症になる前から 知り合いに脳症でなくなったかたがいて勉強していたので 気温も水分も気をつけてましたし、解熱剤も使用しておりません。
13時におかわりをするほど ご飯を食べた 6時間後にはもう脳症の症状が始まっていました。
すぐに病院へ運んで入院しましたが・・・そのスピードの速さに医学は追いつきませんでした・・・

脳症の症状が出て、あわてて救急車にのるときに
無意識に布団に巻いてしまう人は沢山います。
その時には もう症状が始まっていたので 布団に巻いたのが原因ではないのでしょうが 遺族は自責の念に駆られています。
布団に巻いただけで脳症になるならば 昔はよく巻いていたので 脳症になることも多かったと言うことになります。
不用意な発言は気をつけた方がいいと思います。

私は自然治癒力を強める方法を採る方で 食事にも気をつけていますし、薬も滅多に飲ませませんでした。
ただ、一度 脳症になると 脳症に効く薬はありません。
対処療法のみとなります。

なお、解熱剤は脳症になるというよりも
脳症になった時に使用していたことによって重傷化になると言われています。
傷つけられた血管が快復するのを 妨げる働きがあるのでは
と言われています。このところは予想であって 確実ではないですが、脳症により死亡率が上がると言われているのであって、
脳症になるとはいわれてなかったと思います。(間違えてたらすみません) 

何度も言いますが 私は医療従事者ではありません
上記のことは 病院で私が説明を受けたことです。
記憶違いがありましたらすみません

追加
投稿者さくもも    31歳
2005/01/19 19:34

対処療法とかきましたが
インフルエンザ脳症の治療には効果があるといわれている治療法があります。
が、あくまで脳症の根本(たとえば手術で取り除くtか)ではないのでこのように書きました

お返事、ありがとうございました。
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/19 20:02

私も、これから勉強していこうとしているところで、
まだまだ勉強不足です。
どうしてなのか知りたいという気持ちが先走ってしまって、
不用意にした発言がとても失礼であったかもしれません。
申し訳ありません。
ただ、イギリスでそういう例があるということであって、
日本のすべての脳症が、体を温めすぎたということが原因だったのではないかと発言したのではありませんし、
さくももさんに対しての言葉ではありません。

あくまで脳症を防ぐために
どうしたらいいのかわからず、教えていただきたかっただけなのです。
お話ししていただいて、本当にありがたいと思っています。

文面上ですが、脳症の原因がウィルスが原因でないとしたら、
インフルエンザのウィルスが原因ではないということでしょうか。
サイトカインの暴走については、以前読んだことがあります。
その文章はアスピリン系の解熱剤がサイトカインを暴走させるというものでした。原因ははっきり分かっていないとそれにも書いてありました。
しかし、そうではないとしたら、ということで、
遺伝子的なこともあるのではないかと調査がすすんでいるのですね。
わかりました。

近藤誠医師は「がんと闘うな」を書いた人です。
小児科医ではありません。
放射線科です。最近では「成人病の真実」という本を出しているそうです。
インフルエンザの予防接種に反対している人は、
インフルエンザ予防接種の研究班の調査自体の信用性を問題視しているようです。
この本にはとても批判的な本が何冊も出ています。
私も近藤先生の言うことを全面的に信用するつもりはありません。


ただ、批判も、反論も、知らなければできないと思っています
それだから、なぜなのか、知りたかったのです。
失礼な発言をして、申し訳ありませんでした。

大丈夫です
投稿者さくもも    31歳
2005/01/19 22:12

ああ すみません。逆に気を使わせましたね
大丈夫ですよ。
全く気にしていないとは言いませんが
傷ついてはいませんので。

>文面上ですが、脳症の原因がウィルスが原因でないとしたら、
インフルエンザのウィルスが原因ではないということでしょうか

何故 サイトカインが暴走するのか わかっていません 
ただ、インフルエンザウィルスは強力ですので 風邪に比べ、その分炎症反応が強く出ますよね(体が痛くなったり、目が充血したり)
先ほども書きましたが、炎症反応の連絡役がサイトカインですので 関係があるのかもれません。

インフルエンザ脳炎・脳症研究班がまとめた本の一部抜粋ですが

サイトカインの働きは人体に有益なもがほとんどで
炎症反応という名の戦いを通じて ウィルスにかち病気は治る
しかし 特殊な条件かでは戦いが激しすぎて 有害な結果をもたらすことがある。
インフルエンザ脳症もそのような特殊な状態ではないかと思われますとあります。

と書いてありました。

インフルエンザの予防接種 難しい問題ですよね
私は臨機応変にしていますが
接種する人が 考え、納得するものであって
疑問を投げかけることは良いのですが
確定的に書くのはどうかと私は思います。

私も気をつけていきたいと思います

教えてください
投稿者さくもも    31歳
2005/01/19 22:16

>インフルエンザの予防接種に反対している人は、
インフルエンザ予防接種の研究班の調査自体の信用性を問題視しているようです

少し気になったので
どのようなことが問題と書かれていたのでしょうか?
私が読んだ本には書いていなかったので 知りたいのです。
私もまだまだ 考えて行きたいと思っていますので・・・

ちなみに森島氏は インフルエンザ脳症・脳炎の研究班であって 予防接種の研究班ではないです。(インフルエンザの治療法とか,しくみとかそういった方面です)
解熱剤と死亡率の関係を厚生省に提出したのも インフルエンザ脳症・脳炎の研究班だったと思いますが・・・(未確認)

インフルエンザ脳炎・脳症研究班
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/20 02:24

私の読んでいる本はいろいろありますが、
インフルエンザの予防接種について詳しく書いているのは
医学博士でウィルス学が専門の母里啓子さんや小児科医の山本英彦さんが中心となって書いた
「医者には聞けないインフルエンザ・ワクチンと薬」(ジャパンマシニスト)です。

さくももさんのおっしゃっている、森島先生が中心となっている厚生省(当時)のインフルエンザ脳炎・脳症研究班の調査が始まったのが1998年〜だということで、インフルエンザの予防接種が予防接種法の義務からはずれたあとです。
61ページから、さくももさんのお聞きしたいことが書いてあると思います。

まず、インフルエンザの予防接種は、まだ免疫機能もしっかりしていない幼い子にしてはいけないと言った上で、

厚生省も1976年以降は3歳未満の子はワクチン接種はしないように
という通達を出しているということです。

それなのに、インフルエンザ関連脳症がクローズアップされ、厚生省のさきほどの研究班が作られ、報告が出されていく中で、おかしなことになったと書いています。
「脳症は5歳以下が多い」という事実と「ワクチン接種をすると脳症が防げるかもしれない」という根拠のない意見があわさって、「脳症予防のためにも乳幼児にもワクチン接種を」という話がでてきたということです。
インフルエンザ自体を防ぎたいと気持ちが親にもあるにしても、
さくももさんのおっしゃるように乳幼児にはとくに「効いている」というデータはないにも関わらずです。
これに関して統計的に問題のない研究は世界で2つ小規模ですがあるそうです。
しかし、これも小児へのワクチンの効果を証明することはできなかったのです。

しかし、それ以降、インフルエンザの予防接種を受けましょうの風潮が
広まり、
その副反応が微熱程度という根拠のない情報と相まって広まってきたのです。
副反応が微熱程度というのは、本当に根拠のない情報です。
厚生労働省が出した2000・2001年の副反応を見ても、
10歳未満では、髄膜炎、ショック症状、発熱、嘔吐、両下脚痛、歩行異常、滲出性紅斑、アレルギー性紫斑病、熱性けいれん、喘息性気管支炎、ぜんそく重責発作、ギラン・バレー症候群などがあがっていますが、これは実際、私たちの耳に入ってきていませんし、
たま・ひよなどの育児情報誌・育児書にも書いてありません。

研究班の報告のデータについては研究班の目的であるインフルエンザ関連脳症の原因究明のためにも、あいまいなインフルエンザ関連脳症の診断基準を整理して、同一の基準に基づいて過去から現在までの患者さんの調査を徹底して行い、原因と思われる因子を探して証明していくべきであるが、そうではないと言っています(詳しくは本を読んでいただけるとありがたいです)。

解熱剤とインフルエンザ関連脳症との関係を調べたのも、そのインフルエンザ脳炎・脳症研究班の報告を受けて、医療統計学の専門家を中心に作られた研究班が行ったとあります。
森島先生もこのメンバーかもしれないですね。
でも、このデータも対象数が少なく、データが不正確だと書いてありました。ただ、この意見自体は否定していず、精度を上げて継続的に調査を行って欲しいと書いてありました。(p81〜86)

日本では、インフルエンザ関連脳症などの原因不明の急性脳症の患者さんは、年間200人から300人と言われているそうですが、これほど重い脳症は世界ではほとんど報告がないということですね。
日本以外では台湾からの報告があるほかは少数であるそうです。

それで、遺伝子が関わっているのではないかといわれていることについても書かれてありました。
ただ、この研究について川崎病(原因は不明)などの日本に多く、欧米には少ないと言われている病気があるから、類推しているだけであるからと否定的ではあります(p109〜)。

長くなるので、一度終わります。

続き
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/20 02:49

さくももさんに1つ、聞いて欲しいことがあります。
さくももさんもその当時、こうしたらよかったのかと思い悩んでいらっしゃるのだろうと思います。
でも、自分を責めているのは、さくももさんの言うような重い症状になったようなご家族だけではありません。
そして、原因が不明であろうと、ウィルスが原因だとわかっていようと
それなら、ご家族のせいではありません。
しかし予防接種は、特に任意の予防接種は、全面的に親の責任です。
私が子供にインフルエンザの予防接種について、知り、整理して、納得するということを怠り、受けさせなくちゃとただ漠然と思って受けさせたことが原因なのです。
我が子は、泣かなかったね、えらいねとまで言われ、頑張ったのです。

さくももさんがお子さんのことを語るのは、苦しいのは分かります。
でも、私も苦しいのです。
昨年のことを思い出すと、今でもふるえが止まりません。

でも、だからこそよけい思うのです。
いたい思いをしたのは、私ではないと。
苦しいと思っているその気持ちをでなく、我が子の痛みの方を無駄にしたくないと。
上の文章の副反応などを書くときは手がふるえるし、そのときのことが思い出されてつらいです。でも、無駄にしたくないという気持ちで書いています。

お互いに苦しい気持ちを持っているはずです。
私の不用意な発言が、傷つけてしまったのは、本当に申し訳ないと思います。でも、苦しい気持ちを分かっていないから出る発言だと誤解しないでくださいね。

私の住んでいる市は、小児科で24時間みてくれるところはありません。隣の市に行くか、はやめに診療してもらうしかありません。
小児科の問題は、私も子供を持ってからずっと、どうしたらいいかを考えています。
住むところは違えど、変えたい・よくしたいという思いは同じでしょうから、同じ大切な子供を持つ親同士、頑張っていきましょう。

続き2
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/20 03:12

それから
もう二度とこんなことは・・・という気持ちが先走って、
断定的に語ってしまうのはいけないですね。
反省します。
でもたぶん、友人などに聞かれれば
「やめたほうがいいと思うよ・・・」と言ってしまうのでしょうが。

何にしても、まだまだ勉強中です。
知らなければいけないことばかりです。

誤解のないように
投稿者さくもも    31歳
2005/01/20 09:36

誤解をしないで欲しいのですが、
私は別に かちさんが接種しないのが悪いとも思っていませんし(実際に私も接種しないときがあるので)
インフルエンザに関しては 推進派もそうでない派もやはり矛盾点があって 冷静に自己判断をしないといけないといっているのであって(以前どこかで書いたと思います)
やや 私は推進派よりかもしれませんが 私が聞いたことと違うと思ったのでレスしているだけであって 接種を奨めているわけではありませんのであしからず。

ここからは 私の思ったことですが
今の風潮になったのは やはり8年前の大流行に関係があると思
います。
8年前 インフルエンザが大流行し、沢山の子供が亡くなりました。しかも小児科不足で救急車をよんでも病院の受け入れ先がない、たらい回し。社会問題になった年です。
その2年後に 脳症の研究班ができました。
8年前の大流行までは 脳症事態 とりあげられていなかったように思います。CTやMRIができたのが20年くらい前で今のように すぐに判断できるようになったのも最近でしょうから 近年やっと脳が腫れるというのが認知されたのでは?と私は思います。
8年前に大流行するまでは脳症という言葉が世間にあまり知られていなかったように思います。
一度 3歳以下に接種をしないようにと通達した20年前 CTやMRIがどのくらい普及していたのか、脳症がどのくらい認知されていたのかは不明ですが、研究班ができたのはやはり8年前の大流行がきっかけだと思います。
脳症でこんなに沢山なくなり、こんなに死亡率があるとはそれまでわかっていなかったのではないでしょうか?
だから やめたときの状況と研究班ができたときの状況が一緒だとは私は思えないのです。20年前と医療の進歩した今を比べるのは無理があるのではないでしょうか。

研究班の方も言われてますが インフルエンザについてはまだまだ研究段階と言うことです。
それ故に 双方とも強く主張するのはおかしいことなのです。
 強く主張するが上に お互いの矛盾点が見えなくなるのはおかしいことです。
 ただ、私がこの間読んだものに 研究班は 老人には効果があるが乳児には効果が薄いとちゃんと書いてありました。
しかし 反対派には老人にも接種するべきでないと極論なんですね、老人に有効性があるのは証明されているのに・・・
そういうところが どうしてもひっかかって どちらかというと私は研究班よりになっていると思います。(何せ私はひねくれ者なので)だから私の意見も 矛盾点が出てくると思いますよ。
ですから かちさんに意見を押しつけるつもりもないですし
もちろん接種しないといけないとも思いませんよ(私自身 接種していないことがあるので)
かちさんのおかげで 私もいろいろと勉強になったのでありがたいと思っています。
かちさんに教えてもらった本も読んでみますね。

98年
投稿者さくもも    31歳
2005/01/20 09:52

そうですね やっぱり97年は脳症の患者数も死亡者数も調査していませんね。
数え始めたのは98年以降ですね。
やはり国は脳症に対する認識度が甘かったのかもしれないですね。
数え初めてはじめて「えらいこっちゃ」と思ったのかしら?

あくまで私の想像ですが
数え初めて初めて脳症を認識して
そこで方針変換したのでよけいに混乱しているのかもしれないですね。(ゆとり教育と同じですね〜ほんと国のやることは・・・)

とにかく早く 正確な情報を国は提供してもらいたいと思います。
今は 脳症にしても座薬にしても 正確な情報が少ないように思います

書込をしようと思ったのですが
投稿者Keiko    41歳 女性
2005/01/20 10:13

操作のエラーで全て消えてしまいました。
内容を推敲しろ!というメッセージと受けとめて再度考え直したいと思います。
ただ、これだけは申し上げます。
かちさん、さくももさん、お二人ともそれぞれの立場で深い考えをお持ちなことに深く頭が下がる思いです。
お二人の書込は意義のある問題提起と考えます。
ある方が2005年はいままでの常識が通用しない年になる!と話されています。誰々さんが良いっていったから、今まではこうしてきたから、○○があれば幸せになれる、そういった価値観が通用しなくなるということのようです。
大きな流れにただ流されるのではなく、他力本願でなく、自分の視点で、自分の頭で、自分の心で、そして自分の足で動くことが大切であるということに気付かされる年なのかもしれませんね。

反省しました
投稿者さくもも    31歳
2005/01/20 17:38

そうですね keikosさんの書き込みを見て私も反省しました。
せっかく かちさんが 貴重な情報を書いていただいているのに
私も 私の主張をしすぎて、やりすぎていると思いました。
かちさん ごめんなさい。

解熱剤のこと
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/22 05:42

まず、解熱について書きたいと思います。

ライ症候群は確かにアスピリン系の解熱剤を使ったことで起こる病気と言われます。日本で使われていた(る)のは、ジクロフェナク(ボルタレン)やメフェナム酸(ポンタール)などの非ステロイド抗炎症解熱剤ですが、これもアスピリンと同じ効果と副作用を生むのですが、アスピリンよりも強いということです。副作用と言われているのはライ症候群と同じ症状です。

解熱剤を使って熱を下げると、楽になったように思いますが、それと同じに体の炎症反応や免疫反応も抑えてしまいます。
これがサイトカインを過剰に出してしまうということですが、その構造は

ウィルスを殺そうとする炎症反応というのは、ウィルスや細菌を体の内部に侵入させないように、防護壁をつくり、また、壊された体の部分を修復して、体を元通りに回復させるために大変重要です。しかし、これを抗炎症剤で抑えてしまうと、一時的に体は楽になりますが、細菌やウィルスは活発になってしまいます。しかもウィルスは体の奥に侵入し、それをやっつけるためにサイトカインをさらにたくさん出してしまう。このように過剰に出てきたサイトカインが脳症などの組織障害を起こしてしまうと考えられています。
 
しかし、解熱剤だけではないといわれています。予防接種を考えるフォーラムというサイトに行くと、解熱剤はスケープゴートにされているという小児科医もいます。
ほかにもっと重要な原因があるにもかかわらず、隠しているということです。
真実を知りたいと思います。
(ここのフォーラムの検索で、「インフルエンザの予防接種の効果」といれ、カテゴリを「すべて」にすれば、過去ログが見られます。小児科医の毛利子来先生はここで、tanukiというHNのようです)

そのほか、禁止されていないですが、市販薬に含まれるイブプロフェンを含めて使用を控えたほうがいいという意見もあります。
 
そもそも、熱は体に入ってきた病原菌を殺すために、体が自然に体温を高くしようとしている働きです。体温が高くなったことで、病原菌は死んでいきます。高熱というのは体が病原菌と戦っている「結果」ではなく、病原菌を殺す「目的」です。41.7度までなら高熱だけが原因で脳の障害を起こした例はなかったそうです(『こどもに熱が出たとき』大阪小児科学会発行より)。高熱が出始めたら、この熱は三日は続くと思ってあたりまえで、1日で下がるなら、その場合はよっぽど抵抗力が強かったのだろうと思われます。心配なのは脱水症状のほうだということは上でkeikoさんも書いてくださっています。熱よりも、そのほかの体の状態を見るべきなのです。

解熱剤を使っても、熱が下がるのは一時的で、またすぐ上がってくるというのはあたりまえで、それは体が行おうとしている本能的なものであり、病原菌を殺そうとする目的だからです。しかし、その働きを一般に言われている38.5度程度で元気にしていて、ぐったりしているわけでもないのにもかかわらず、解熱剤を使うことでおかしくしてしまう。脳が混乱するのはあたりまえだろうと思います。

さくももさんがおっしゃっているのは
インフルエンザの発熱のときに使った場合の非ステロイド抗炎症解熱剤の危険性を指摘した報告書をもとにした、以前の厚生省の見解です。
今は、解熱剤の危険性が分かってからは、「原因」として強く疑われるという見解のはずです。

お年よりに対する効果について
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/22 05:48

それから、老人に関して、効果があると実証されているというのもどうであろうかと思います。このデータの信用性についても上に上げた本に書いてありますが、きちんとみると研究班の研究は個々人がそれぞれいろんなデータを持ち寄っているために、統一的な見解とはいえないし、疫学統計学的にも必要な基礎データが不充分だと言われています(山本英彦『打ってはいけない!インフルエンザ予防接種』日本消費者連盟)。

厚生労働省が根拠としている外国の論文も、「高齢者だれにでも効果がある」という論拠ではありません。根拠にできる論文はありません。

批判的に言う方はインフルエンザの予防接種自体の効果はないという前提であるからだと言えなくもないですが、変異を繰り返すウィルスであるにもかかわらず、1年以上前から予測するインフルエンザの予防接種はそもそも意味がないと考えているなら、どう理論付けようと、乳幼児には効果がなくても、お年寄りには効くかもしれませんという意見はどう考えても出てきません。
 
次のページでも書きましたが、お年よりのほうが、抗体はつきにくいのに、1回でいいなんて・・・それこそおかしな話だと思いませんか?
憶測ですが、お年よりといわれている人たちは、インフルエンザの予防接種が任意になった経緯を知っている人たちです。当時、親であった世代だからです。
実際うちの義父も不信がっていましたし、絶対受けないというひとがほとんどです。
そうした人たちにすすめるには、1回ですから、タダですから、というのはいいうたい文句だと思います。
子供に「受けてよ」と言われれば、子供に迷惑をかけたくないと思う親は受けるでしょうが。

接種費用を自治体が負担することについて
投稿者かち    歳 女性
2005/01/22 05:51

次のページのツリーでも書かせていただきましたが、
補足させてください。

乳幼児・高齢者のインフルエンザ予防接種の料金を自治体で負担することになるということは、私たちのように、インフルエンザの予防接種に反対している者の意見を無視した形で、私たちも払っている「税金」を使うことになります。
それも含めて考えてほしいという趣旨でした。

ほかの方のツリーですから、しめられた後ですし、ここに書かせていただきましたが、
読んでくださるとありがたいなあと思いつつ書きました。

みくママさん、確かにテオドールは気管支拡張剤ですね。
この薬と脳症との関係は論文が出ているようです。
一般的な副作用とまではいえないとは、思います。

今後について
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/22 06:08

今後についてですが、
とりあえず、しばらくは近くの「ち・お」を読む会(ジャパンマシニスト社のHPに行くと会のことが分かります)というのに参加させていただいて、
会の運営など、勉強させていただいてから、
自分でも会を作っていきたいと思っています。

それから、keikoさん、全面的に信頼できる価値というのは、ないのかもしれません。
私がここで言っていることは、今まで私が勉強した限りのことです。
真実ではないかもしれません。

ただ、テレビや新聞で言っていることを信じすぎたり、みんなが受けているからとか、みんなに迷惑がかかるからといった理由で無批判的にいるのではなく、しっかりと情報を集めて自分で勉強した上で、本当に必要かということを考える視点を忘れないでいたいですね。
新聞記者の友人が何人かいますが、テレビや新聞の言うことは、話半分くらいに思ったほうがいいと思います。

再度の投稿をお待ちしております。

さくももさん、議論は反論があってはじめて成り立ちます。
やりすぎということは決してないです。
さくももさんんも、ご自身の経験から、「意見」を述べていらっしゃるだけです。それは、真実発見のためにとても必要なことです。

私も、これからいろんな情報を見るときに、批判的な目を忘れず、
勉強していきたいと思っています。

せきにきく「薬」
投稿者かち    35歳 女性
2005/01/22 11:28

それと、もうひとつ。
以前、ここで、しょうがとれんこんの絞り汁を入れた葛湯が
風邪によいというレスがありましたね。
あれは本当によかったです。
特に上の組み合わせをいっしょに採らないといけないと言うのではないと思いますので
私はおうどんやしょうが焼き、しょうがの入ったお菓子でしょうが、レンコンの絞り汁はジュースにまぜたり(味が変わらないのか、全く抵抗なく子供も飲んでくれます)、シチューに入れたり、きんぴらに入れたり、葛湯はくずきりで食べたりして
咳止めの薬なんかより、よっぽど子供も嫌がらなくて(うちの子はこういった薬はどんなにごまかしても飲んだとたん必ず吐いていました)、
おいしくいただけて、ゆっくり寝ると、朝にはすっかり元気になっていました。
主人はよくへんとうせんがはれ、薬を飲んではぶりかえし、点滴を打っては、またしばらくするはれるという感じでしたが、これにもよく効き、今年は一度はれかけましたが、ぴんぴんしています。
もちろん、副作用はありません。
あのレスには本当に感謝しています。

食事に気をつける、安易に薬を飲まないというだけでは
病気にかかったときの対処法としては、不安です。
しかし、薬でなくても普段食べている食材には、体の免疫機能を助けてくれる食材があり、しかも薬のように副作用はありません。
(食べあわせが悪いと言うのはあるとは思いますが)
keikoさんの書いてくれた漢方も、同じですね。
(ただ、漢方には種類によって副作用のあるものもあるようですが)

こうしたことはいろいろ本にも書いてあるようです。
こうしたことも、これから調べていきたいと思っています。

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