「お食い初め」は、生後100日目から120日目頃に、「一生食べ物に困りませんように」という願いを込めてお祝いする行事のことです。時期や祝い方は地方によって違うようですが、身内や親しい人たちが集まって祝い膳を囲むのが一般的。伝統的な祝い膳の内容は一汁一菜が基本です。地方では、赤ちゃんの歯が強くなるようにと、お膳の上に小石を重ねて置いたりするところもあるようです。
お食い初めの時期は、離乳食が始まる少し前です。この機会に赤ちゃん用の食器をそろえて、ベビー食器に離乳食を盛りつけてあげてもいいですね。でも無理に離乳食を食べさせる必要はありません。
赤ちゃんには箸やスプーンで食べさせるまねごとだけすれば十分です。赤ちゃんのお披露目も兼ねて、仲人さんや親戚を招いたり、両親と赤ちゃんだけで行ってもいいですね。いずれにせよ、大きくなった赤ちゃんの成長を身近な人と喜び合いましょう。