口内炎は、ほおの粘膜、歯肉、舌などに潰瘍ができる病気です。いろいろな種類がありますが、最も多いのは単純ヘルペスウイルスやかぜのウイルスなどの感染して起こるアフタ性口内炎です。アフタは、周りが赤く、中心が黄白色でえぐれたような潰瘍で、直径5～6mmのもの。多いと5～6個できることもあります。ピリピリと痛んでしみますが、1週間くらいで自然に治ります。
痛みが強く、食欲が落ちますから、辛いものや酸味のあるものは避け、口当たりよく水分の多いものを与えましょう。食べやすいのは人肌くらいの温度のもの。熱いもの、冷たすぎるものも避けます。少量で栄養価の高い食事にしてあげることもポイントの一つ。うどん、ポタージュスープ、プリン、茶碗蒸しなどに調理すると食べやすくなります。うがいができれば、食後に体温と同じくらいのぬるま湯で口をすすがせると痛みが楽になります。
