血管性紫斑病

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風邪にかかった数日後から3週間くらいの間に、お尻から足にかけてじんましんのような発疹が出現し、数時間後には発疹が内出血のような青あざ(紫斑)になる病気です。紫斑は手にも現れます。

関節の痛みやむくみ、腹痛や下血(腸管からの出血)を伴うこともあり、また、発熱したり頭痛を訴える子もいるようです。

2~10歳くらいの子どもがかかりやすい、アレルギーと関連した血管の炎症からおきる病気。紫斑として現れるのは、血管でアレルギー反応がおきたため、血管が一時的にもろくなって、皮下出血がおこっているという原因によるものです。

また、この病気にかかると紫斑性腎炎という腎臓病を合併しやすいため、血尿やタンパク尿が出ます。

基本的には治療を必要とせず、安静のために入院する場合も。腹痛が激しい場合は食事を取ることができないため、点滴を受けることになります。