風邪の症状のひとつに、目やにが出ることがあります。夏かぜの一種の咽頭結膜炎では、目が開けられないほど目やにがついて、目が充血することがあります。感染しやすいウイルスですから、子どもの使ったタオルなどは別 にして、家族への感染を防ぎましょう。
目やにがこびりついている状態だと、そのまま拭いても取れにくいので、ぬるま湯に浸したガーゼで拭き取りましょう。目頭から目尻にかけて優 しく拭いてあげます。市販の目薬は、効き目に限界もありますから、目やにが止まらないようなら、小児科や眼科で早めに見てもらいましょう。
予防のためには、目をむやみにいじらないことがいちばん。でも、子どもは汚 れた手で目をこすったりしがちですから、日頃から手をよく洗い、 清潔にしておくことを心がけましょう。
朝起きたときに目やにがついていても顔を洗うと取れて、その後出なければ心配いりません。