でべその心配

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へその緒が取れておへその中が乾いてきれいになった頃から、激しく泣いたあとや排便でいきんだ後などに、おへそがプクッと飛び出していることがあります。ほんの少しのこともありますが、赤ちゃんのこぶし大くらいのこともあります。

腹圧がかかると、腸管の一部が腹壁の外まで出てくるものを臍ヘルニアと言います。出ている部分を指で押すと、プチュプチュと腸管の音がするのが特徴です。

これはお腹の中央の腹直筋がまだ発達していないために起こるものです。生後1~2週間から見られるようになり、2~3カ月の頃が一番ひどくなります。

「このままずっと、でべそになってしまうのではないか」と心配になるものですが、腹直筋が発達するにつれ目立たなくなり、1歳過ぎには自然に治るものです。1歳半を過ぎても引っ込まない場合には、小児科を受診しましょう。腹直筋を縫い縮める手術をすることもあります。