子どもの視力は、新生児期は0.03~0.05、1歳児で0.2~0.4。3歳児になると、約7割が1.0以上になると言われています。目は、ものの形や大きさ・動きを認識する視力、目を動かさずに見ることのできる範囲の視野、色を感じる色覚、光の強弱を認識する光覚、両目で立体的にものを見る両眼視という5つの働きを持っています。この働きが完成するのが6歳頃ですから、それまでの時期に、近視を予防したり、視力を伸ばすような生活の心掛けが大切です。
本を読んであげるときには、目から30cm離した位置で読んであげましょう。明るさにも注意します。テレビやビデオは画面から2m離れてみるようにしましょう。TVゲームは30分で切り上げましょう。たくさん外遊びをすると、遠くの景色を見ますから目の能力が発達します。また、規則正しい生活をして、夜は早めに眠ること。夜更かしも目によくありません。