頭皮の一部分が黄色みを帯びてその部分だけ毛が生えない場合には、「脂腺母斑(しせんぼはん)」の可能性があります。
先天的な脱毛症状で、痛みはありませんが、成長と共に盛り上がることもあり、そのままにしておくとガンへの影響も心配されます。
手術して取り除く必要がありますから、早めに小児科や皮膚科を受診しましょう。
また、「頭部白せん(とうぶはくせん)」という、カビが髪の毛に寄生することによって起こる脱毛も幼児に見られるものです。
フケのような固まりがつき、その部分だけ髪の毛が折れたり抜けたりすることもあるようです。この場合も早めに皮膚科などを受診しましょう。カビに効く塗り薬などを処方されます。
赤ちゃんは髪の毛が細いので、寝ているときにこすれることも多くあります。ただし一部分だけハゲている場合は、早めに小児科や皮膚科で相談したほうがいいでしょう。