赤ちゃんのおむつ換えの時にお尻をふいていたら、急に泣き出したということはありませんか。
肛門をよく見てみると、ポコンとした小さな出っぱりがあることがあります。これは赤ちゃんの痔。赤ちゃんには、肛門の内側にできる内痔核より、肛門の外側にできる外痔核の方が多く見られるようです。
主な原因は便秘です。便を出そうとしてお腹に力を入れるときに肛門の周りの静脈が圧迫され、鬱血するために起こります。
また、便をしたときにウンチに血がついていることも意外と多いようです。これは切れ痔。ウンチが固いと、赤ちゃんの柔らかい皮膚が切れてしまいます。
便秘の場合、お腹をマッサージしてあげるのも効果がありますが、まずは食生活に気を付けて。
便秘と下痢を繰り返すと肛門の周囲が化膿して炎症を起こす場合もありますから、ちょうど良い固さの便になるように心がけましょう。