一昔前は、異年齢の友だちと公園で遊ぶ姿も珍しくありませんでした。異年齢で遊ぶことで、上の子は年下の子の面倒を見たり、遊び方を小さい子に合わせるよう配慮したり、小さい子が危ない遊び方をしていると注意を促すこともあったでしょう。小さい子は年上の子供たちを見ながら、いろいろな遊び方を学んでいったのだと思います。
現代は、少子化によって公園などで遊ぶ子供たちの数自体が少なくなったり、また異年齢の友だちと遊ぶ機会も少なくなっています。遊ぶ機会や経験が少ないこともあり、どんな遊び方をすると危険なのか、年下の子と遊ぶときにどんなことに配慮すべきなのかを予測できない子供が増えているようです。
危険な遊び方に気づいたら、我が子でもよその子でも、分け隔てなく声をかけ、注意を促したいものです。