「生後２カ月頃から果汁や野菜スープを」「４～５カ月に離乳食を開始」と書かれている育児書もあります。遅いよりは早めの開始がいいと思うお母さん方もいるようですが、最近ではアレルギーなどの心配もあり、子どもの様子にあわせて、やや遅めに開始する傾向になってきています。
離乳食は、まずドロドロ状のものを飲み込むことを練習するごっくん期から。母乳やミルクの間に時間を決めて、１日１回、１品目ひとさじずつから始めます。慣れてきたら、舌とあごを使って食べ物をつぶすもぐもぐ期へ。舌でつぶせるくらいの柔らかさが目安です。１日２回、時間を決めて食べさせましょう。これも慣れてきたら、歯茎で噛むカミカミ期の３回食に進めます。それぞれのステップは２～３カ月かけて、様子を見ながら進めます。楽しく、少しずつが基本です。
