食事のマナーを教えるには、やはり食事をしているときがベストです。
食べる姿勢や食べ方についての主なマナーは次の通り。畳の場合は正座、イス式の場合も背筋を伸ばす。テーブルに片ひじをつきながら食べない。ご飯茶碗やみそ汁のお椀は、(右利きの場合)左手で持ち上げ、器を口に持っていって食べる(テーブルに置いたまま、口を近づけて食べない)。口に入れた食べ物をくちゃくちゃと音を立てながら食べない。食べ物を口に入れたまましゃべらない。
お箸も正しく持てるように教え、箸を噛んだり、ねぶり箸(箸の先をなめる)、差し箸(料理に箸を差す)、迷い箸(どれを食べようかと、料理の上で箸を動かす)、探り箸(き自分が食べたい食材を探して料理をかき回す)、寄せ箸(小鉢などを、箸を使って自分の近くに引き寄せる)なども注意しましょう。