きょうだいを比べず一人一人と向き合う

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上の子と下の子、下の子が成長してくると、きょうだいを比べて、叱ったりほめたりしまっていませんか?「お兄ちゃんはこんなにわがままじゃなかった」「お兄ちゃんと違って、もうこんなことができるなんてすごい」……。親はつい無意識にそんな言い方をしてしまっていることがあります。小さいからわからないだろうと思っても、子どもは親の言葉をちゃんと感じ取っています。

ほめるのも、叱るのも、比べてするのではなく、「○○ちゃんは、△△ができて、えらいね」とか、「××してはいけません」と、子ども本人へのメッセージとして伝えましょう。心がけて比較することはやめ、親が子どもひとりひとりのいいところをきちんと見ること、そして比較せずに、直接ほめたり叱ったりすることは、子ども自身が他の子に向ける目も育んでいきます。