2007年に厚生労働省から「授乳・離乳の支援ガイド」という離乳の基本方針が発表されています。以前は、離乳準備に果汁をスプーンであげていましたが、今ではその考え方はありません。
離乳食は早めにスタートする必要はなく、生後5カ月を過ぎてからで大丈夫。ガイドにも「生後5、6カ月頃が適当」と記されています。逆に早く始めると、乳首以外のものを押し出す反射もあり、スプーンを受け付けてくれません。この反射が弱くなるのが生後5カ~7カ月頃。この頃から、スプーンが口に入るのを赤ちゃんが受け入れるようになります。スプーンの使用は、離乳開始以降で大丈夫です。
ガイドにもありますが「生活リズムを整え、食べる楽しさを体験していくこと」が目標。量にこだわりすぎず、子どもの様子に合わせて少しずつ進めましょう。