急な高熱や吐き戻しなどは、病気とわかりやすいもの。ですが、抱っこしたり、授乳のときに肌に触れたときに、「いつもより熱いな?」と感じたり「いつもより元気がないな」と思う“親のカン”は大切。病気の始まりのサインであることもあります。特に小さな子の場合は、きげんも重要なサイン。いつもは比較的ごきげんに過ごしている子がグズグズときげんが悪いのは、病気の始まりのことも多いものです。
いつもと違うと感じたら、検温はもちろん、鼻水やくしゃみ、ミルクの飲み具合、食事を普段通りに食べられているか、便の様子などを確認しておきましょう。熱は、昼間より夕方や夜は若干高めのこともありますから、普段から平熱を把握しておくことも大切です。受診の時に、普段との違いを的確に伝えることは、医師の正しい診断にも役立ちます。