お母さんの叱り方が優しすぎて、「将来、他の大人にきつく叱られたときに、心が折れてしまうのでは」と心配する方がいます。もちろん、親自身、子ども自身の性格、親子の関係性や、場面にもよるでしょう。でも、無理にきつく叱る必要はなく、子どもが親の言っていることをちゃんと受け止められているのかが、大事です。怒鳴りつけても、優しく言っても、同じ結果なら、あえて怒鳴りつける必要はありません。
怒鳴りつけられて怖いから従うこともありますが、威嚇や恐怖によって子どもの行動をコントロールするのではなく、子どもが自らその場にあった行動ができるように、アドバイスしましょう。
集団生活が始まれば、いろいろな大人に接する機会も増え、理不尽な怒られ方をすることもあるでしょう。親だからと、厳しく叱りつける必要はありません。