乳幼児の誤飲が後を絶ちません。タバコの誤飲は相変わらず多く、最近では、色が綺麗なジェル状洗剤の誤飲もあります。大人が使っているもの、手に持っているものは、とにかく赤ちゃんにとって魅力的なもの。「触ってはいけない」「口に入れてはダメ」という指示がわからない子どもの場合は、とにかく放置せず、手に届かないところ、高い場所に置くことが大切です。
おもちゃの部品やボタン電池、ヘアピンなど、直径32mm以内のものなら、赤ちゃんは何でも飲み込んでしまいます。薬品や洗剤などは、基本的にすぐに吐かせましょう。特にタバコの誤飲は命に関わることもありますから、急いで病院に連絡して指示を仰ぎましょう。医師を受診する場合は、何をどのくらい飲んだのかと、子どもの様子を伝えます。飲んだものは受診時に持参しましょう。