ダブルケアとは、育児と介護の両方を担うこと。出産年齢の高齢化によって、乳幼児の子育てをしている家族が、親の介護を担うケースも少なくありません。親の通院や世話のために、保育園や一時保育を利用したり。子育てサービスの情報と、介護の情報を両方把握して動くことも必要になります。会社で介護休暇を取ることができますし、お父さんも働き方を会社と相談してみましょう。お母さんだけでなく、夫婦や親族でどう乗り切るか対策を立てましょう。なるべくたくさんの大人が手分けして、取り組むことが大切です。
自治体でも世代包括ケアセンターなど、妊娠期から高齢者までをサポートするしくみ作りを始めています。状況を説明すると利用できるサービスの情報提供などをしてくれますので、困ったことがあれば自治体に相談しましょう。