子どもの視力は生まれてから少しずつ発達し、６歳ごろにほぼ完成すると言われています。３歳児の定期健診時に視力検査がありますが、ここが子どもの視力を見極める大きなポイントに。自治体から検査セットが届いたら、自宅で確認しましょう。うまくできない場合は、小児眼科や眼科でも検査をしてくれるので問い合わせを。３歳児から治療を開始できると、その後の視力の発達にもより効果的です。
テレビやビデオを見せる場合は、時間を決めましょう。乳幼児期は運動機能と共に視覚や嗅覚、触覚も発達している時期です。視力の発達はただ見えていることだけでなく、ボールを目で追ってその距離まで走るなど、さまざまな機能が相関して発達しているのです。自分で動けない乳児期も、外に散歩に出て景色を見ることはとても刺激になります。
