「きょうだいげんかしてばかりでうんざり」というお母さんもいるのではないでしょうか。「仲がよすぎて」ケンカもすることもあるかもしれませんが、きょうだいでも各自の個性がありますから、相性があまりよくない場合もあるでしょう。
けんかをすること自体、意見が食い違ったときにどうやって工夫や調整して折り合いをつけていくかの経験になりますから悪いことではありません。ただ、あまりひどいけんかが続くようなら、親としても子どもと相談しながら、環境や対策を考えてみましょう。下の子の年齢が低くて上の子の遊びがじゃまされる場合、ゆっくり遊べる空間と時間を確保してあげるのも大切です。就学前くらいなら、子どもたちにどんなときにケンカになりやすいか、どうしたらいいか、ヒントを与えて方法を考えてもらうのもいいでしょう。