多様性をどう伝えるか

Pocket
LINEで送る

多様化の時代。人種や肌の色、性別や性志向、シングル家庭、障害があるなどさまざまな人がいます。子どもにどのように伝えたらいいでしょう。

子どもはいつも見ている様子と違うことに対して、素直に感じたまま「なぜあの人は肌が黒いの?」「あの人は目が見えないの?」などと聞いてくるでしょう。「そんなこと言っちゃダメ」などと否定せず、「そうだね。いろんな人がいるよね」と伝えましょう。「なぜ?」と聞いてきたら、「背が大きい人や小さい人もいるし、顔の形もみんな違うね」と年齢に合わせてわかりやすく伝えましょう。

まずは親自身が偏見を持たないことが大切です。視覚障害者がいたら「お手伝いしますか?」と声をかけてサポートしている様子を見せましょう。子どもは親の姿を通して困っている人に声をかけ、サポートすることを学んでいきます。