最近は、小学生になると習い事をする子どもも多いのですが、特に共働き家庭の場合、親が関われない時間にだらだらしないようにと、習い事を詰め込んでしまうこともあるようです。
習い事でスキルが上達することはありますが、先生の指導通りに動くのが一般的でしょう。親は自分が見ていない時間も有効的に過ごして欲しいと思いがちですが、子どもにもぼーっとする時間が必要です。毎日のように放課後に習い事が詰まっていると、こなすのに精いっぱいで、時間に追われてしまいます。ぼーっとした時間は無駄なようにも見えますが、脳科学的にも今までの思考を整理したり、新たなひらめきが生まれるなど、脳に必要な時間ということがわかってきました。
予定がなく、その時間をどう過ごすかと考える、そのときに脳が働いているのです。