寒い季節、室内で靴下を脱いでしまう子がいます。子どもの体温は大人よりやや高めで、新陳代謝も活発なため汗をかきやすいのが特徴です。幼児の場合、フローリングの床だと滑りやすいこともあります。室内では大人と同じか1枚少なめの服装にして、靴下は履かせなくてもいいでしょう。
屋外では、雪国なら帽子や手袋は必須ですが、そうでなければ無理に着用させなくても大丈夫です。手袋をひもでつないでいる場合など、公園の遊具に引っかかって危険なこともあります。
もこもこした防寒着だと遊びにくいこともあります。重ね着して体温調整できるようにしましょう。発熱素材の化学繊維は水分が蒸発しにくいこともあります。たくさん動く子どもは冬でも汗をかきますから、肌着は吸水性のいい素材がおすすめです。