親としては好き嫌いなく食べてほしいのに、ニンジンやピーマンなど「キライ!」というお子さんもいるでしょう。子どもの味覚は大人の3倍敏感と言われており、苦いものすっぱいものを嫌う傾向があります。体が本能的に「腐っている」「毒だ」と判断していることのよるものです。
小さい頃は苦手だったけれど、いつの間にか食べられるようになった方もいると思います。味に慣れていくことが大事ですから、無理に食べさせるのは逆効果。トラウマになり、見るだけ、においをかぐだけで拒否反応を起こす子もいます。カレー味にしたり、細かく刻んで混ぜるなど、調理を工夫して、少しでも食べられたら認める繰り返しが大事です。