子どもはよく鼻血を出します。何かにぶつかったりしたときや、特に何もしていないときにも、鼻血を出していることがあります。朝布団を見ると、子どもの顔やシーツに血が付いていたということも珍しくはないでしょう。
健康な子が、寝ている間や、起きたばかりの時に鼻血を出すのは、無意識のうちに鼻をほじっていたり、布団にくるまっているうちに体温が上がり、のぼせるからだと言われています。
鼻血が出たら、体を立てたまま、前屈みにさせ、軽く鼻の中程あたりをつまむと、自然に止まります。首の後ろをたたいても、鼻血を止める効果はありません。
血を飲むと、むせたり吐き気がすることがありますから、あお向けに寝かせることはやめましょう。
20分たっても止まらない鼻血は要注意です。鼻血は、量より出血している時間が長い方が問題ですから、早めに耳鼻科や小児科を受診しましょう。