つい「男の子なんだから泣かない!」「女の子なんだから、女の子らしい服を」なんて、子どもに声をかけていませんか。以前よりは意識されるようになりましたが、相変わらず女の子はピンクや赤色、男の子は青や黒色、ご飯を作るのはお母さん、仕事に行くのはお父さんというような刷り込みが少なくありません。
絵本でもバスの運転手は男性で、花屋は女性という登場人物がほとんどのような気がします。親自身が意識して「女の運転手さんもいるよね」など、時によって声をかけることも大切です。
遊び方も「男の子なのにままごとばかり」「女の子なのに電車遊びやブロックばかり」と嘆くことはありません。その子が好きなものをぜひ認めてあげましょう。子どもの遊びは特に、親や周囲の環境から感じたことを再現していることが多くあります。