「同じくらいの年齢の子に比べて、わが子はなかなかしゃべらない」と心配する方がいます。大体の目安として、1歳ごろは1語文(「ワンワン」など)、1歳半ごろには2語文(「ワンワンきた」など)という感じです。
言葉の発達には個人差がありますから、たくさん話す子もいれば、ゆっくりな子もいます。1語文の時期も、「ママ」や「まんま」など、1つでも指し示すような言葉を発していれば、心配ないでしょう。2歳過ぎると個人差がさらに顕著になります。子どもの個性も影響してきますが、親がたくさん話しかけることが大切です。子どもが取って欲しそうにしていたら「これ欲しいの?」ではなく、「積み木が欲しいの?」など、できるだけ具体的な言葉にして伝えましょう。心配なら健診時や小児科などで相談しましょう。