「絵本を読んであげるのに集中して聞いてくれない、読んでいる途中なのにめくってしまったり、戻ったり。読み終わってお話を聞いてもとんちんかんなことを言う」と困っているお母さん。でも、絵本を読んでもらうのは大好きなよう。
絵本を読んだ後に自然に感想を言い合うのはいいですが、毎回、絵本を閉じて「どんな話だった？」「誰が出てきた？」なんて質問されてはテストのよう。絵本を楽しむことができませんし、間違った答えをして叱られたら、絵本が嫌いになってしまうかもしれません。
絵本は親子のコミュニケーションツール。絵やストーリーはもちろん、読んでくれる親の声、抱っこされるぬくもりなど、子どもはいろいろなものをキャッチしています。絵本は親が選ぶのではなく、子どもに本棚から好きな絵本を選ばせるのもいいですね。
