大人にも言えますが、発育途中の子どもの体作りには、バランスのよい食事を とることが必要です。そのためには、食品の種類を多く組み合わせて、彩りよいメニューを考えましょう。
食品は1群(熱や力のもとになる)、2群(体をつくる)、3群(体の調子を整える)に分けられます。1群にははご飯やパン、麺類などの炭水 化物や油脂など、2群は肉や魚、牛乳などのたんぱく質、3群は野菜や果物などのビタミンやミネラルが含まれます。
バランスの取れた幼児食作りのためには、この3つの群の中から数種類ずつ食材を選んでいけばOK。同じ1群でも朝食はパンだったから、昼は 麺類、夜はご飯とか、2群なら朝は卵だったから、昼は肉、夜は魚と変化をつけ るといいですね。野菜にも淡色野菜や緑黄色野菜などいろいろとあ りますから、彩りを考えながらたくさんの種類を使うと、自然に栄養バランスがよくなります。