離乳食のスタートは生後5~6カ月頃からとされています。最近は、低出生体重児(2500g未満)の赤ちゃんも少なくなく、小さく生まれた赤ちゃんの場合は、成長がゆっくりなので、月齢を目安とせず、小児科医と相談して離乳食のスタートを決めましょう。
スタートの目安は、首がすわっていて、支えれば座れること。食べ物に興味を持ちだしたこと。離乳食のスタートは1日1回1さじからのため、大人の食事時間と合わなかったり、合わせるのが大変なこともありますが、大人が食べている様子を見て赤ちゃんがよだれを出したり、口をもぐもぐさせるような仕草を見せるのも、スタートのサイン。赤ちゃんがスプーンを受け付けてくれない場合は、大人の食事に赤ちゃんも同席させてみましょう。「美味しそう」「食べたい」という気持ちも大切です。