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2009/1/16

分娩費と出産育児一時金3万円UP

2009年1月から、多くの産院で分娩費が3万円程度UP。同時に出産育児一時金も3万円UPされ38万円が支給されるようになりました。背景には、産科医療補償制度のスタートがあります。

2007年3月に、「産科無過失補償制度」について取り上げましたが、これを実現させたのが産科医療補償制度で、1月1日よりスタートしました。この精度の背景については、「産科無過失補償制度」のページを読んでいただくとして、お産の現場で起こる予期せぬ出来事、なんらかの理由で重度の障害をおった赤ちゃんとその家族のことを考えた仕組みです。具体的には、通常の妊娠・分娩にもかかわらず、分娩に関連して重度脳性まひとなった赤ちゃんが補償の対象となります。認定されると、看護・介護のための一時金600万円と分割金が20年にわたり総額2,400万円、計3,000万円が補償金として支払われます。ただし、万が一の場合にこの補償を受けるためには、この制度に加入している産院で産まなければ対象となりません。分娩を取り扱う病院、診療所や助産所(分娩機関)が加入しなければならない制度なのです。

この制度では、お産一件ごとに分娩機関が3万円の掛金を負担しなければなりません。その結果、制度に加入している産院ではその負担分が分娩費用に上乗せされます。その上乗せ分を補填するために、健康保険から支給される出産育児一時金も、3万円引き上げられました。

産科医療補償制度に加入している分娩機関では、施設内・院内にシンボルマークを掲示するようになっています。また、産科医療機能評価機構のホームページで確認することができます。制度に加入している分娩期間で出産すると、この制度の対象となることを示す「登録証」が交付されます。「登録証」は、万が一の場合にこの制度の補償対象の認定審査に必要となるものなので、出産後も大切に保管する必要があるようです。

産院を選ぶ際には制度に加入しているかどうか、要チェックです。

厚生労働省:産科医療補償制度について

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