日々のニュースや話題の中で、子育てに関連するキーワードや子育て中の家族に関心が高そうなワード、知っていただきたい事柄などを編集部がピックアップ。できるだけ分かり易く、簡単な解説と共にご紹介いたします。 2009/3/2 リボ払い買い物での支払いに、現金を持ち歩かなくて良いクレジットカードを利用する人は多いでしょう。また、ネットでの買い物でもクレジットカード決済は便利です。クレジットカードの利用では、毎月の支払いを一定にできるリボルビング払い(リボ払い)の利用者が増えているようです。リボ払いにすると、毎月の支払いが固定され、家計のコントロールがしやすくなるというメリットがあるからだろうということです。 リボ払いは、一度に大きな買い物をしても、あるいは短期間にたくさんの買い物をしても、支払いは毎月一定にできるという安心感があります。ところが、支払額を超えた残高には高い手数料(割賦販売手数料)がかかるということを見逃している人が多くありません。どのカード会社も、だいたい年利10〜15%の手数料を課しています。今では、利息制限法の範囲内で貸し出す消費者金融の実質金利の上限が18%(100万円未満)で、それより安く設定しているところも増えていますから、あまり変わらない金利といえるかもしれません。 リボ払いには、いくつかのパターンがあります。毎月一定額といっても、元金支払いを一定にする(+手数料支払い)のか、手数料も含めた支払額を一定にするのかでも大きな違いです。カード会社によっても違いますし、選べるところもありますので、利用申し込みの際にはじっくりと検討してください。手数料も含めた支払額一定の場合には、未払い額が大きいといつまでたっても完済できないこともあります(消費者金融の返済方法の多くはこちらのため、いつまでたっても完済できず、多重債務に陥ることになると言われます)。いずれにしても、支払いをしながら新たな買い物をすると、さらに未払いの残高が増え、支払い手数料も増えることになります。 一年間を通して平均10万円のリボ払いの残高があり、年利12%の支払手数料だとしたら、年間6000円の手数料を払っていることになります。リボ払いの支払残高は、カードを解約しても消えることはありませんので、ずっと払い続けなければなりません。 |