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2009/7/16 皆既日食
2009年7月22日、日本で46年ぶりの皆既日食が、トカラ列島や屋久島などで観察できます。福岡では90%、東京で75%、札幌でも51%の部分日食が観察できます。
日食とは、今更言うまでもなく、太陽が月の陰に隠れてしまうこと。太陽−月−地球が一直線に並んだ状態で、地球に月の影が落ちた場所から見ると日食が見えることになります。
地球と月の位置関係が逆転して、太陽−地球−月が一直線に並んで、月に地球の影が落ちると月食になります。
日食のスタートは、沖縄や九州では9時半くらいから、東京や北海道は10時くらいから。食が一番大きくなる(最大が皆既日食)時間帯は11時〜11時半ころで、皆既日食なら6分以上続くと言うことです。
7月22日は平日ですが、学校は夏休み。こどもを保育園や学童に預けていたりお母さんが働いていると、お子さんと一緒に日食を見られないかもしれません。でも、同じ時間に同じ空を見上げる事は可能。皆既日食でなくても、太陽がほとんど隠れてしまうのですから、昼でも暗い幻想的な世界が広がるのではないでしょうか。木陰では、日食の形の影(三日月のような影)ができるそうですから、そんな影探しなども出かけるときに子供たちに宿題として出しておいて、夕食の時に日食の体験や感想を言い合うのも楽しいでしょう。なんといっても数十年に1度の体験なのですから。
日食の観察に関しては、直接太陽を見ない、長く見続けないなどの注意が必要です。最悪の場合、「日食網膜症」という視覚障害になる可能性もあります。
観察に関する注意や、日食に関する各種情報は、世界天文年のホームページで確認できます。
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