PM2.5だけでなくPM0.1も除去
赤ちゃんや子どもがいるお部屋の空気環境が気になっているママも多いはず。最近では超微小粒子の大気汚染物質も
気になります。ダイソンから発売された空気清浄機能付きファンは、どのような機能があるのでしょうか。
子育て中のママたちなら誰しも、赤ちゃんや子どもが過ごす環境を安心・安全に保ちたいと思っているはず。最近、テレビでもよく聞かれるPM2.5は、空気中に浮遊する微小粒子状物質。呼吸時にこれらを吸い込むと、肺胞にまで達し、心臓発作や皮膚の老化にも関連性があると言われています。
さらにPM0.1という大気汚染などによる超微小粒子状物質は、肺の細部やガス交換部など肺の深部にまで達することもあるということがわかってきました。
問題になっているPM2.5を心配して、空気清浄機を買い求める人もいると思いますが、それよりもっと細かい粒子の有害な物質を、一般の空気清浄機で取り除くことができるでしょうか。
ダイソンは、羽根のない扇風機をはじめとした「エアマルチプライアー」シリーズに、空気清浄機能が加わった1台2役の製品を開発しました。高性能の360°グラスHEPAフィルターを搭載。花粉やPM2.5等の有害物質のみならず、さらに微細な超微小粒子状物質PM0.1(PM2.5の25分の1)を99.95%除去します。
空気清浄機能付きファンは、清浄された空気を首振り機能で部屋中に循環させます。シンプルなデザインで場所を取らず、お部屋の限られたスペースを有効活用できます。風量を1~10まで調整できる扇風機としてはもちろん、季節を問わず空気清浄機やサーキュレーターとしても使用することができます。
フィルター内に顆粒状活性炭を重ねることで、ニオイや有害な塗料などの刺激臭を除去します。
フィルターは1日12時間の使用で約1年間の利用が可能。交換時はユニット自体を取り替えるだけ。定期的にフィルターを洗浄する必要はありません。適用床面積は30分で10畳、60分で26畳を清浄します。3.58キログラムと軽量のため、お部屋での移動も簡単です。
スリープタイマーは、15分~9時間で設定できます。赤ちゃんや子どものいるお部屋の空気環境、整えてあげたいですね。
赤ちゃんのお部屋の空気環境とPM2.5より微細なPM0.1とは?
室内の空気中のアレルゲンとして心配なのは、ダニ、ペットの毛、カビ、タバコの燃焼煙などです。1つのアレルゲンを減らすだけでは効果は少なく、複数のアレルゲンと受動喫煙を同時に回避することが、特にアレルギー体質のお子様のいるお部屋の空気環境に重要です。受動喫煙には、HEPAフィルターの効果が期待できるでしょう。アレルギー体質のお子様がいる場合でも、必要以上に神経質になることはありません。こまめに掃除し、ホコリをためないこと、適度な湿度を心がけることも大切です。
空気中の粒子状物質は、粒子の大きさにより大きく3つに分類されます。
PM10 粒径2.5 ~ 10 μm(マイクロメートル)の粗大粒子で、黄砂など自然由来のもの。これは肺の奥には届きにくいものです。
PM2.5 粒径2.5μm 以下の微小粒子で、ディーゼル排気微粒子DEPなどの工業由来。呼吸器や循環器、免疫などに悪影響を及ぼします。
PM0.1 最近、粒径0.1μm(0.0001mm)以下のナノ粒子の影響が注目されています。一度体内に入ると、肺胞などから組織に入り、血液を介して全身へ流れる可能性があります。
本体サイズ/H1018×W196×D196mm
本体質量/3.58kg
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撮影/福田依子