産前・産後・授乳期について学ぼう!
甘酒が大好きという、わこう助産院の伊東優子先生の元に、マルコメの担当者が伺って座談会を開催。甘酒の利点や、活用法なども伺うことができました。
伊東:産後のママに甘酒ってとってもいいと思うんですよ。赤ちゃん誕生のお祝いに伺うときに、ケーキやシュークリムよりも、甘酒持っていくといいんじないかしら。
尾田:特に暑い季節はいいですね。甘酒というと、冬のイメージを持たれる方も多いですが、実は俳句では夏の季語。熱中症対策にもいいですね。
伊東:お産のときも腸が動きすぎないように、少量でカロリーがあるものがおすすめ。子宮は筋肉だから、エネルギー不足にならないように栄養補給が必要です。そんなときに、甘酒はおすすめです。
恒川:私自身も出産のときにおなかがすきました。出産間際の妊婦さんにも甘酒を飲んでいただきたいですね。
尾田:酒粕から作られた甘酒と違って、米糀の甘酒はアルコール0%。妊娠中の方や授乳中のママ、お子さんにもおすすめです。オリゴ糖も含まれていて、腸内環境にもいいんです。
伊東:妊娠中につわりで食事が進まないママも、甘酒なら飲めるかも知れませんね。
尾田:糀甘酒は赤ちゃんでも飲めるということをご存じでない方が多いです。米糀からつくる甘酒はアルコール0%砂糖も使わない自然な甘さということを知っていただきたいです。
恒川:糀甘酒は離乳後期の10か月以降の赤ちゃんから飲むことができます。便秘がちになる赤ちゃんもいるので、便秘のケアにもおすすめです。子どもにあげる場合は、最初、水で約2倍に薄めることをおすすめしています。
伊東:自然の甘みで、子どももよく飲みますね。砂糖を一切使っていないから、むし歯になる心配も少ないですね。
尾田:甘酒は消化もいいですし、「飲む点滴」と言われるように栄養分も豊富。家族みなさんで飲んでいただきたいですね。
伊東:ビタミンやアミノ酸、ミネラルも入っているし、小麦よりも米糀なので血糖値も上がりにくい。体重も適正に保てることが多いように思います。美肌作用もあり、頭皮にもいいですね。私は甘酒+オレンジジュースで飲むことが多いんですが、さっぱりしておいしいです。
恒川:甘酒ってそのまま飲むイメージを持っている方も多いのですが、いろいろな食材と相性がいいんですよ。フルーツと合わせたスムージーやお砂糖代わりに照り焼きに使うのもおすすめです。また、マルコメから糀や大豆を生かした、お肉や魚のメニュー調味料も出ています。簡単にできるのでママが産後のときなどに、パパのお料理レシピとしても活用して欲しいですね。
わこう助産院院長
一般社団法人 わこう産前・産後ケアセンター代表
伊東優子先生
妊婦健診・出産・産後検診のほか、産後ショートステイや市の子育て世代包括支援センターとしての役割も担う。『安産ごはん160』(エイ出版社)監修。
マルコメ販売企画課
恒川まなみさん
3歳児を子育て中の働くママ。甘酒を使ったレシピなども開発している。
マルコメ広報宣伝課
尾田春菜さん
甘酒をはじめマルコメの商品をたくさんの方に知っていただくべく、奮闘中。
麹には多くの酵素が含まれています。酵素には食物の栄養を分解して消化・吸収を助ける役割や、吸収された栄養分をエネルギーに変える役割があります。麹に含まれる酵素は、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ、ペクチナーゼなど30種類以上。ビタミン類を生成する働きや消化のサポートをする働きがあることから、美容健康面でも注目されています。
●甘酒ゼリー
160g
お子様も飲みやすく、適度な塩分が熱中症対策にもおすすめ。
●プラス糀
糀甘酒LL
125ml
小さなお子様でも手軽で飲みやすいストロー付きタイプです。
●マルコメの甘酒サイトはコチラから
http://www.marukome.co.jp/amazake/
撮影/沼尻淳子