「離乳食ってなんだか難しそう…」と感じているママも少なくないはず。でも大丈夫。基本さえしっかりおさえておけば、意外にもいろんな応用がきいて、手軽に作れるものなのです。
料理研究家 浜田陽子先生
妊産婦や乳幼児、生活習慣病予防の栄養を専門とし、企業・病院などの食のコンサルティング・コーディネイトを手がける。「スタジオコーディーキッズクッキング」など、個人向け料理教室も開催。雑誌、講演でも活躍する2児のママ。
母乳やミルクから徐々にシフトすることで、消化機能に負担がないような段階を配慮しながら、必要な栄養を得られるようにすること。咀嚼力を付けること。味覚を覚えること。そして食べる喜びを知ること……。離乳食の目的は多岐にわたります。その目的をしっかり理解して、離乳食作りをしていきましょう。
じゃがいも、かぼちゃは皮を厚めにむき、かぼちゃはワタと種をきれいに取った正味量。じゃがいもは水につけてあく抜きをしてから使います。ヨーグルトは無糖のプレーンヨーグルトを、ミルクは粉ミルクを調乳したものを使用しましょう。
●初期
[材料]
じゃがいも 20g(1cm角に切る)
かぼちゃ 15g(2cm角に切る)
ヨーグルト 大さじ1~2
ミルク(または湯ざまし) 大さじ2~3
[作り方]
●中期
[材料]
じゃがいも 35g(1cm角に切る)
かぼちゃ 25g(2cm角に切る)
ヨーグル 50~70g
[作り方]
●後期
[材料]
じゃがいも 70g(1cm角に切る)
かぼちゃ 30g(1cm角に切る)
ヨーグルト 80g
[作り方]
●完了期
[材料]
じゃがいも 80g(1cm角に切る)
かぼちゃ 40g(1cm角に切る)
ヨーグルト 100g
[作り方]
撮影/長尾浩之 イラスト/犬塚円香