赤ちゃんもママも心地いい! 親子の絆を深めてくれる!
●首・胸・腕のマッサージ
❶両手を赤ちゃんの胸に置き、肩までなで上げハートを描くようにして戻る。
❷赤ちゃんの肩に手を置き、肩から指先までなで下ろす。
❸赤ちゃんの腰に手を置き、上に滑らせ、脇の下を通って、腕を真横に開いていく。
❹腕を開いたときに顔を近づけると、赤ちゃんはごきげん。最後に再び、肩から指先までなで下ろす。
●背中のマッサージ
❶うつぶせにして赤ちゃんの肩骨に両手を横に置き、手を交互にして背中からお尻までなで下ろす。
❷手をカップ状に丸め、背中の上からぽんぽんと軽くたたく。
❸お尻を中心に円を描くように、くるくるなでる。
❹背骨の両側を縦に滑るように足先までゆっくりなで下ろす。
★体験しました!
渡辺春奈ちゃん(6カ月)と英恵ママ
思ったより簡単にできて、楽しめました。赤ちゃんの身体の様子もチェックできるので、さっそく家でもトライして、日課にしたいと思います。
こんな時はマッサージを控えて!
□赤ちゃんが泣いたら、そこでストップ
泣いてしまったら、抱っこして感情を受け止めて。マッサージが嫌になってしまうので、無理に続けなくてOK。
□他の人とのおしゃべりは控えて
1対1の関係で、集中して取り組むことが大切。赤ちゃんの顔を見ながら、たくさん声をかけてあげて。
□ママ・パパ自身が十分リラックス
行う側の緊張感は、手から赤ちゃんに伝わってしまうもの。始める前に手をぶらぶらして力を抜き、何度か深呼吸を。
□おしっこやウンチをしても慌てずに
裸ん坊でリラックスすると、おしっこやウンチをすることも。大声を出すと、赤ちゃんが緊張してしまうので、冷静に対応を。
□終了後は十分な水分を与えて。
ベビーマッサージは結構な運動に。喉もかわくので、ミルクを十分飲ませ、ゆっくり休ませて。
□オイルは天然100%がおすすめ
肌への摩擦を与えないように、オイルを使って。初めて使うオイルは、肌に少しつけて様子を見て、大丈夫なら使うこと。
マッサージする時はここに注意!
□予防接種を受けた直後
体調が変化しやすいので念のため1日様子を見て、再開後も接種した箇所は避ける。接種前のマッサージはリラックスできるのでおすすめ。
□熱があったり病気のとき
発熱(目安は37.5度以上)していたり、水疱瘡・はしか・おたふく・風疹などの感染症にかかっているときは中止を。
□湿疹が化膿しているとき
マッサージをすることで、逆にばい菌を広げてしまうことに。膿を持つような湿疹がある場合もお休み。
□きげんや体調が悪いとき
きげんが悪かったり、調子がよくないときは、マッサージをしても逆効果。赤ちゃんからのメッセージを受け止めて。
撮影/福田依子