炒め+盛り付け子手伝い
“子手伝い”をしてもらいながらパパがお料理に大奮闘!家族コミュニケーションを広げる“ビストロパパ”のお料理コーナー。夏休みや週末の休日ランチをパパ&子どもで作るレシピです!
パパ料理研究家。ビストロパパ代表取締役。大正大学客員教授。日本パパ料理協会会長飯士。YouTubeビストロパパCHANNELで、料理教室動画配信中。料理教室、講演のほか、各メディアでも活動し、パパ料理の普及・啓蒙を行う。NHK「きょうの料理」にも出演。
子手伝い=子どものちょっとしたお手伝いは、「とのさまかこむ(殿様囲む)子手伝い」と覚えましょう。
パパを囲みながらわいわい親子クッキングをするので、そう言っているのですが、
とる=へたやえびの背綿など
のぞく=なべ、電子レンジ、あさりの塩ぬきなど
さわる=魚介類ほか食材全般
まわす(水きり器、溶き卵など)
かう(一緒に食材を買いに行く)
こねる(ハンバーグ、ピザなど)
むく(皮など)を楽しんでいます。
か=かざると言い換えて、盛り付けをさせることもあります。彩りを考えながらかざると、食べる楽しみが増すでしょう。
また、年長以降になれば、これに「炒める」をプラスしてもいいですね。もちろん、親のリードが必要ですが、意外とできるものですよ。今回のエスニックそぼろは、あまり混ぜずにじっくり炒めるものなので、子ども調理にもおすすめですよ。
★エスニック風タコライス
[材料(4人分+ストック用)]
にんにく | 1個 |
しょうが | 1個 |
トマト | 2個 |
レタス | 100g |
オリーブオイル | 大さじ1 |
豚ひき肉 | 600g |
ナンプラー | 大さじ3 |
粗引きこしょう | 少々 |
ご飯 | 4膳分 |
[作り方]
❶にんにく、しょうがをみじん切り。トマトをざく切り、レタスを千切りに。
❷フライパンに油をひき、しょうが、にんにくを入れ、弱火で炒める。香りがたってきたら、ひき肉を加える。肉の色が変わってきたら、ナンプラーとこしょうを加え、汁気が飛ぶぐらいまで炒める(=エスニックそぼろの完成!)。
❸ご飯を器によそい、2のそぼろ、トマト、レタスと盛り付けてできあがり。
・ひき肉を炒める。
・トマト、レタスを盛り付ける
・カイエンペッパー、タバスコ
●ひき肉は、へらで押しつぶしすぎないようにじっくり炒める。つぶすと油や旨味が出過ぎてしまう。
●ひき肉600gは、ストック用を含めた分量です。保存容器に入れ冷凍で2週間、冷蔵で2~3日保存できます。エスニックそぼろは、アレンジレシピに使えます。
●少なめに作りたい場合は、全分量半分で。
★エスニック風にゅうめん
[材料(大人1人分または子ども2人分)]
トマト | 1個 |
レタス | 100g |
水 | 600cc |
エスニックそぼろ | 大さじ8 |
しょうゆ | 小さじ2 |
粗引きこしょう | 少々 |
そうめん | 2束(100g) |
[作り方]
❶トマトをざく切りに、レタスを千切りにしておく。
❷水を沸騰させ、そぼろを加えてひと煮立ちさせて、しょうゆ、こしょうで味付けてスープを作る。
❸そうめんを熱湯(分量外)で1分茹で、湯を切って2に加える。
❹器に3のそうめん、そぼろ、汁を入れ、トマトとレタスを添えてできあがり。
・盛り付ける
・お好みでラー油をプラス
●そうめんは堅めでOK。もう一度スープに加えるので茹ですぎないこと。
●スープの味が薄ければ、しょうゆ、塩で整える。
撮影/福田依子 取材・文/山田治奈