もくじに戻る

カテゴリー別もくじ

miku's select

バックナンバー

あのママに逢いたい…… MEGUMIさん

あのママに逢いたい……
MEGUMIさん

バラエティなどで見せるはつらつとしたイメージそのままに、子育ても前向きにがんばる1歳8カ月の男の子のママ。
子育て中にブランドも立ち上げ、活躍の場が多方面へ広がっています。

 

MEGUMIさん
2001 年グラビアにて芸能界デビュー。バラエティー・ドラマ・映画などで活躍。2008 年にDragon Ash のボーカル、降谷建志氏と結婚。2009 年2月に男の子を出産。それを機にキッズブランドを立ち上げるなど、多方面で活動中。

「子どもが産まれてから、小さな悩みがなくなったよう。
子どものことを考えて、いろんな引き算をすると、選択肢が見えてくる。
引き算してもマイナスにはならなくて、生活にステキなプラスがいっぱいになる」

 

思いがけず赤ちゃんを授かり目の前の仕事に悩んだ

赤ちゃんを授かったのは、急なことだったので、心の準備ができていなかったというのが本音です。
 
妊娠がわかってしばらくして切迫流産に。
入院はしなかったものの、医師から「仕事を継続して何かあっても、責任は持てない。なるべく横になるように」と、安静を指示されました。仕事のことなど不安が先立ってしまいましたが、ひとつひとつ解決していったという感じです。仕事のことは本当に悩みました。先輩ママたちにも相談しましたが、「赤ちゃんは何ものにも代えられない」という言葉をもらい、赤ちゃん優先にすることを選びました。
 
妊娠中は、スローペースな生活。ずっと忙しく働いていましたから、こんなにゆったりと時間が過ぎる感覚は初めてでした。安定期に入ったら、友人といろんなところに旅行したり。自分と向き合うようにもなりました。これからどんな風に生きていきたいか、仕事と育児をどう両立していこうかとか……。体にも敏感になり、カフェインを摂らないように心がけたり、体にいいことに対して、ストイックになったようにも思います。

 

 

赤ちゃんはおなかで一緒に生きてきた出産に立ち向かった「同志」

出産は「これが陣痛?」っていうところからスタートし、分娩までトータル20時間くらいかかりました。後半は痛みに震えるほど。ダンナさんも立ち会ってくれたので、安心感がありました。彼は「ドキュメンタリー映画みたいだった」「女の人ってスゴイ」って言ってました。
 
私自身、出産を経験して「これができるなら何でもできる」という気持ちになりました。人間力が広がった……という感じかな。妊娠中いつもおなかの赤ちゃんと行動していたので、すでに一緒に生きてきた印象。「同志」っていう感じですね。陣痛も出産も2人で乗り越えたというつながりを感じました。

撮影/福田依子 取材・文/高祖常子

もくじに戻る

カテゴリー別もくじ

miku's select

バックナンバー